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(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)
暗い夜でも映える家を見ると、自分の住まいも素敵にしたいと思いますよね。
しかし、センスのよい外構の照明は、ただやみくもにライトを設置すれば叶えられるものではありません。
それでは、エクステリア照明で庭や玄関までのアプローチをおしゃれに演出するには、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、エクステリア照明の選び方や作り方のコツを解説します。
エクステリア照明の主要メーカーをあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
これまで、外構の照明は安全に玄関までたどり着けるための機能面と、防犯の抑止力をメインに考えられてきました。
しかし最近は、目の前を通る人に家をより美しく見せたり、住んでいる人がライトアップされた庭を楽しむなど、おしゃれな家づくりの一部として取り入れる人が増えています。
SNSやYouTubeなどでも「おしゃれ」として紹介され人気があるように、今は複数の間接照明を用いて空間を演出するのが当たり前の時代です。
室内の照明と同様に、外構の照明もおしゃれな暮らしの実現に欠かせない存在になっています。
外構をおしゃれに見せるエクステリア照明の選び方には、次の2つのコツがあります。
それぞれを詳しく見てみましょう。
外構の予算が気になる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
エクステリア照明を選ぶときは、家を含めた外観全体をどのようなイメージで演出したいのかを明確にすることが大切です。
和モダンの家なのに、外構の照明がヨーロッパ調ではチグハグになってしまいますよね。
イメージがうまく浮かばないという場合には、室内のインテリアや照明器具にテイストを合わせるとよいでしょう。
スタイリッシュに見せるのか、温かみを重視するのか、どちらかの雰囲気に統一することで照明計画が立てやすくなります。
目的にあわせて、エクステリア照明を選ぶ方法もありますよ。
エクステリア照明で照らす目的がないと、「しっかりと照らされるべき場所が薄暗い」「設置した意味がない気がする」などの後悔につながってしまいます。
たとえば、外構で照明が設置できる場所には以下などがあります。
機能的に必要な照明と、雰囲気作りに利用したい照明を使い分けることで、外構の照明選びはスムーズになるでしょう。
もう少し詳しく、エクステリア照明の目的別にどんなライトを選ぶといいのかを紹介します。
平屋の外構をおしゃれにするには、こちらの記事を参考にしてください。
道路や門など外から玄関までのアプローチは、夜間でも安全に歩けることが大事です。
アプローチに上がるときの一歩目の場所にフットライトを設置したり、アプローチを進んだ先にポールライトを設置すると、見通しがよくなり、つまずき防止になります。
また、ポールライトで玄関に上がる一段上がる台や石を照らすことで、高級感や重厚感を演出できますよ。
アプローチに設置するエクステリア照明には、安全性を保ちつつ、イメージを損なわない工夫をしましょう。
フットライトやポールライトは、空間演出にもおすすめのエクステリア照明です。
フットライトは文字通り足元を照らす照明ですが、木製フェンスの下に設置することで木にあたる光がやわらかい空間を作り出す効果がありますよ。
ポールライトの場合、アプローチから離れた植栽に低めのものを設置して、空間の広がりを見せることが可能です。
ライトの高さや照らす対象を工夫して、おしゃれな外構を演出してみましょう。
弊社418BASEの実例は、こちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
玄関回りは転倒防止などの安全性を重視するだけではなく、同時に防犯面もしっかりと考えて照明計画を立てる必要があります。
たとえば、玄関ポーチに上がるところに人感センサーのダウンライトを設置すれば、暗闇に人が立っていてもすぐにわかりますよね。
玄関回りをスイッチ式のぼんやりした照明にしてしまうと、スイッチの入れ忘れや防犯機能が低下してしまうので注意が必要です。
アプローチから玄関まではそこに住む家族だけではなく、訪問者を迎えるための大切な空間です。
機能性や安全面の確保はもちろんのこと、道のりを楽しんでもらいたいですよね。
そこでここでは、玄関までをおしゃれに見せる以下の3つのコツを紹介します。
おしゃれな家づくりで悩んでいるなら、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
庭の植物に照明があたっていても、なんとなく雰囲気が怖かったり、おしゃれに見えないケースがあります。
これは、植物に合わせた照明の選び方をしていないからです。
たとえば、ツツジやアオダモなどの葉に透け感のある植物は、アッパーライトで下から照らすと雰囲気が作れます。
反対にソヨゴなどの葉がとても硬い植物を同様に照らすと不気味な雰囲気になってしまうので、あえて葉を照らさずに、足元のみを照らすことで温かい雰囲気をだす工夫が必要です。
とりあえず植栽を照らせばいい雰囲気が作れると安易に考えるのではなく、ライトとの相性を考えて照明計画を立ててみましょう。
エクステリア照明には光源が見えやすいものと、見えにくいものの2つがあります。
光源とは電球や蛍光灯、LEDといった光を発生するもののことです。
光源が見えやすいものと見えにくいものを区別なく使うと、イメージに合わない外構になる可能性があるので注意してください。
光源の使い分けについて、もう少し詳しく解説しますね。
光源が見えやすいライトが多く設置された庭やアプローチは、「光の演出を意識して照明を設置しました」といった外観になってしまいます。
光源が見えやすいライトは、アプローチ脇のフットライトや木製フェンスなど、そこに注意が向くようなものを対象にするのがよいでしょう。
光源が見えにくいエクステリア照明は、光が直接的に目に入らないので、やわらかい印象を付けたい場所に使うのがおすすめです。
また、光源が目立つと雰囲気が崩れてしまう場所にも、光源が見えにくい照明を選ぶのがよいでしょう。
たとえば、植栽を照らす照明は、光源が見えにくいほうが植栽の存在感を消すことがありません。
外構の照明計画は、夜だけではなく日中も含めて行うようにすることもコツですよ。
暗い空間の演出のみを意識して存在感の大きなライトを設置してしまうと、日中に見たときに外観の邪魔をしてしまうからです。
日中でもライトが目立たないような薄くて細いものや、埋め込み式を活用するなど、夜にほしい光の量と日中の見え方のバランスをとることが大切です。
家の外観をおしゃれに見せるコツは、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
外構の照明は後付けできますが、照明を設置したい場所に屋外用コンセントや建物側にスイッチが必要になります。
外構の照明をおしゃれに作るには、門回りや植栽、アプローチなどにあわせた綿密な計画が大切なので、住宅会社や外構業者に相談しましょう。
工事を行わずに、ソーラータイプやDIYでも照明の設置は可能ですが、種類が少なく、DIYで設置できる12ボルト電源では十分な光量が確保できないなど注意が必要です。
照明機器専門メーカーのコイズミのエクステリア照明は、シンプルからゴージャスまで高いデザイン力が評価されています。
オーデリックは日本の照明器具メーカーで、企画力を重視したお客様の求める商品開発に力を入れており、デザイン性と防犯を両立したエクステリア照明の販売を行っています。
Panasonicは日本を代表する電機メーカーのひとつで、住宅用照明で長い実績を持ち、商品に信頼性や安心感がありますね。
DAIKOは屋内外の住宅照明がそろっており、雰囲気の演出や防犯など、目的にあわせておしゃれなエクステリア照明を選べるでしょう。
それぞれのメーカーの特色やデザインを比べながら、自分の家をおしゃれに魅せる照明をぜひ探してみてくださいね。
こちらの記事では、室内の照明器具のブランドを紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてください。
418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。
これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。
418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。
備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください
おしゃれな外構の照明の作り方や、エクステリア照明の選び方のコツを解説しました。
最後にこの記事をまとめます。
家づくりは間取りや内装、外観だけではなく、外構を含めたトータルで行うのが主流になりつつあります。
しっかりとした照明計画を立てて、毎日、暗くなってから帰宅するのが楽しみになる家づくりを目指しましょう。
418BASE/昇高建設株式会社 〒726-0023 広島県府中市栗柄町418
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