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アクセントクロスはダサい?新築で後悔しないための失敗例を解説

こんにちは、ゆうすけです。

今回は「新築のアクセントクロス」について詳しく解説します。

「おしゃれな注文住宅にしたいけど、間取りやインテリアにこだわると予算オーバーが心配。」と悩んでいませんか?

そんな方におすすめなのが、「アクセントクロス」です。

アクセントクロスは、最近の住宅で主流になっている壁紙クロスを使って、安い費用でおしゃれな空間にできるアイテムです。

しかし、使い方を間違えると「安っぽい」見た目になってしまい、後悔につながります。

そこで注文住宅を検討している方向けに、「アクセントクロスで失敗しないためのコツ」を解説します。

こちらの記事を読むことで、次のようなことが分かります。

福山市でアクセントクロスをつかった注文住宅をお探しの方へ

福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。

目次

アクセントクロスとは

アクセントクロスとは、部屋の印象にアクセントを加えるようなカラーや柄の壁紙クロスのことです。

アクセントクロスを使うことで、やぼったい印象の部屋を視覚的に引き締めたり、広く見せたりすることができます。

特にアクセントクロスは比較的安い費用でコスパよくおしゃれにできるため、一戸建ての新築で人気があります。

アクセントクロスはダサい?後悔する失敗例とは

アクセントクロスを使うかどうか迷ったとき、「ダサくならないか」と心配になりますよね。

アクセントクロスを使って後悔しないためにも、失敗しやすい3つのポイントを理解しておきましょう。

失敗例:アクセントクロスに飽きる
解決策:常に見える壁にアクセントクロスを使いすぎない

失敗例:アクセントクロスが安っぽく見える
解決策:配色比率を意識して、アクセントカラーは全体の5%で

失敗例:アクセントクロスの仕上がりが想像と違う
解決策:大きなサンプル・実物サイズで仕上がりを確認する

失敗例:アクセントクロスに飽きる

アクセントクロスで失敗する1つ目のポイントは、「飽きる」ことです。

壁紙に限らず、身の回りにあるものは長く使っていると「飽き」を感じることがありますよね。

ではなぜ人は「飽き」を感じてしまうのでしょうか?

それは人は飽きることで、外からの刺激に反応しすぎないように脳をコントロールしているからです。

ちなみに人が飽きを感しるメカニズムを、心理学では「心的飽和」や「馴化(じゅんか)」と呼びます。

馴化は脳の中枢で起きる反応で、日常生活のさまざまな場面で見られます。

たとえば打ち上げ花火で、最初はドキッとするような大きな音でも、何度も聞いているうちに耳が慣れてくるような経験をしたことはありませんか?

これは「身の危険」と感じるような花火の音でも、何度も聞いていると「危険ではない」を脳が判断しています。

つまり、馴化は人間が外部からの刺激に対して、異常に反応をしすぎないようにつくられた生体的なメカニズムということです。

アクセントクロスの色もまた、色の波長という視覚的な外部刺激であり、何度も見ていると馴化が起きます。

その結果、飽きを感じてしまうことがあるのです。

解決策:常に見える位置にアクセントクロスを使いすぎない

アクセントクロスで飽きないためには、「常に見える位置にアクセントクロスを使いすぎない」ことが大切です。

さきほど解説した馴化(刺激に対する慣れ)のスピードは、刺激の回数や強さ、頻度によって変化します。※1

  • 刺激の呈示頻度が多くなるほど、馴化は速くなる
  • 刺激の強度が強いほど、馴化は遅くなる
  • 刺激が長時間与えられないと、その刺激に対する反応は自然に回復する
  • 馴化が生じたとしても、それと異なる他の刺激が与えられると、新たな刺激に
  • する中止反応などの行動が再び喚起される

つまり、アクセントクロスが常に見える位置にあると、色による視覚刺激に慣れやすくなり、「飽きた」と感じやすくなるのです。

特に、リビングなどの長時間滞在する場所で、アクセントクロスを多用することはおすすめできません。

また印象に残りやすい色や柄は、時代のトレンドを大きく反映しているため、年月が経つにつれて「時代遅れ」だと感じてしまい、飽きやすくなります。

飽きないアクセントクロスにするためには、どの時代でも普遍的に使われているカラーを中心にして、多用しすぎないことが大切です。

失敗例:アクセントクロスが安っぽい

アクセントクロスで失敗する2つ目のポイントは「安っぽく見える」ことです。

注文住宅の場合、施主が色や素材を自由に選ぶことができるため、施主のセンスがもろに反映されることになります。

特に視覚に入る面積が大きい壁面は、家の印象を大きく左右します。

アクセントクロスでおしゃれな内装にしたい方は、色の配色やインテリアコーディネートについて学んでみることをおすすめします。

解決策:配色比率を意識して、アクセントカラーは全体の5%で

安っぽい家にしたくないという方は、必要最低限の知識として「配色の基本」について理解しておきましょう。

一般的に基本カラーの3色を次のように、「70%:25%:5%」の比率にすると、バランスの取れた美しい配色になるとされています。

そして住宅の内装における配色では、「白壁70%」「フローリング25%」「アクセントクロス(またはインテリア):5%」で計画することがおすすめです。

間違ってもアクセントクロスを多用して、配色のバランスがおかしくならないようにしてください。

たとえばこちらの弊社事例では、テレビ背面とキッチン背面の合計2つのアクセントクロスを使っています。

その結果、LDK全体ではおよ「70%:25%:5%」の比率になるように計画しています。

このように配色のバランスを理解してアクセントクロスを使うことで、空間がぐっと引き締まった印象になります。

失敗例:アクセントクロスの仕上がりが想像と違う

アクセントクロスで失敗する3つ目のポイントは「実物と想像のギャップ」です。

住宅の内装は、サンプルの発色や質感を確認しながら仕様を決めていきます。

このとき、サンプルのサイズが小さすぎて実物とのギャップに後悔することがあります。

アクセントクロスは、小さなサンプルで見たときの印象と実物サイズの印象がかけ離れやすいので注意が必要です。

解決策:大きなサンプルで確認する

実物と想像とのギャップを埋めるためには、なるべく大きなサンプルで確認することが大切です。

特に柄物のアクセントクロスは、大きなサンプルと小さなサンプルではまったく違う印象になります。

そして、小さなサンプルでは気にならなかった模様やパターンを遠目で見ると気持ち悪く感じてしまうこともあります。

アクセントクロスで失敗しないためには、モデルハウスや完成見学会に参加して、実物を確認してみることもおすすめです。

アクセントクロスがいる人・いらない人

「真っ白な壁がいい」「アクセントがあった方がいい」など、夫婦間でアクセントクロスを使うべきかケンカになってしまう方もいるでしょう。

注文住宅では新築から30年以上住み続けることになるので、内装で後悔したくないですよね。

そこで筆者の経験を踏まえて、アクセントクロスを「使った方が良い人」を「使わない方が良い人」について解説します。

アクセントクロスがいる人

  • 小さな家をおしゃれにしたい人
  • カーテンやブラインドを締め切りたい人
  • 知人や友人を家の中に招く回数が多い人
  • 気分によって部屋を使い分けたい人
  • 間仕切りが少ない間取りの人
  • 吹き抜けなど高さ方向の変化がない間取りの人

アクセントクロスがいる(使った方がよい)のは、家のサイズが小さい方や周辺環境の問題でカーテンを締め切りにする方です。

特に窓が小さく、家のなかに十分な光が入ってこない家の場合、アクセントクロスを使って長時間家のなかにいても、気分が下がらないようにデザインすることがおすすめです。

また間仕切りが少ない家や高さ方向の変化が少ない家では、内観がのっぺりした印象になりやすいので、アクセントクロスで空間にメリハリをつけることがおすすめです。

アクセントクロスがいらない人

  • 家の周辺に自然が多く風景を活かしたい人
  • 明るいトーンの家具インテリアが多い人
  • 近いうちに住み替えを考えている人

アクセントクロスがいらない(使わない方が良い)のは、家の周辺が自然豊かで風景を活かした眺望が確保できる方です。

また家具やインテリアが有彩色で、家のなかに色がたくさんある方も必要以上にアクセントクロスを使う必要はありません。

さらに新築後、数年で住み替えを想定している方は、こだわりの強いアクセントクロスがあることで売却価格が下がる可能性もあるため、アクセントクロスの多用は厳禁です。

ッチンのアクセントクロスで後悔しないコツ

キッチンまわりに計画するとき、リビングやダイニングを眺められるオープンなキッチンが増えています。

そんなオープンキッチンでアクセントクロスを使うことで、LDKをさらに広く・ダイナミックに見せることができます。

ここでは、オープンキッチンで人気なアクセントクロスについて見ていきましょう。

《キッチン》グレーのアクセントクロス例

キッチンのアクセントクロスに人気なカラーの1つ目は「グレー」です。

グレーのアクセントクロスを使うことで、LDKの奥行きが長く見えるような視覚効果があります。

それは、膨張色と収縮色による視覚効果です。

膨張色とは明度の高い色、収縮色とは明度の低い色のことで、次の図のように白と黒の四角を比較してみると、白の方が黒よりも大きく見えます。

キッチン背面にグレーを使った場合、この収縮効果によってキッチンが遠くにあるように見えるのです。

また手前にあるダイニングやキッチンを白系統でまとめることで、キッチンとの対比がより強調され、LDKがより広く感じられます。

《キッチン》ブルーのアクセントクロス例

キッチンのアクセントクロスで人気なカラーの2つ目は「ブルー」です。

キッチンにブルーを使うことで、後退色による視覚効果が得られます。

たとえば次の図を比較して見えると、青の四角よりもオレンジの四角の方が前にあるように見えます。

これが進出色と後退色です。

つまり、キッチン背面をブルーのアクセントクロスを配置することで、リビングから見たとき遠くにあるキッチンがより遠く感じられて、LDKが広く感じられます。

《キッチン》ブルーグレーのアクセントクロス例

キッチンのアクセントクロスで人気なカラーの3つ目は「ブルーグレー」です。

すでに解説した収縮色のグレーと後退色のブルーの両方を取り入れた「ブルーグレー」もまたLDKを広く見せる視覚効果があります。

特にブルーグレーは落ち着きのあるカラーなので、大人の空間を演出したい方におすすめです。

またステンレスなどのグレー系統のキッチン設備との相性もよく、キッチンに統一感を出したい方にもおすすめです。

《キッチン》グレーの背面収納

キッチンまわりの配色を考えるとき、間取りの工夫として背面収納にアクセントカラーをつけることで、広くて便利なLDKにすることができます。

たとえばこちらの事例は、グレーのハイドアを3枚使ってキッチン背面の壁をすべて収納にしています。

その結果、大容量の背面収納が確保できているため、ダイニングやキッチンが散らからない間取りになっています。

このように、アクセントクロスの視覚効果とハイドアの大容量収納を併用することで、物がすくない広々としたLDKになります。

寝室のアクセントクロスで後悔しないコツ

アクセントクロスが大活躍する場面はキッチンだけではありません。

たとえば寝室にアクセントクロスを使うことで、睡眠の質を高めることができます。

ここでは寝室で人気のアクセントクロスについて見ていきましょう。

《寝室》ブルーのアクセントクロス

寝室のアクセントクロスで人気なカラーの1つ目は「ブルー」です。

次の図のように色彩は大きく、「寒色」「暖色」「中性色」の3種類に分けることができます。

そのうち、青系統の色を寒色とよび、視覚的に冷たい・涼しい印象を与えてくれます。

実際に、同じ室温でも寒色の部屋と暖色の部屋では、2~3℃の体感温度が違うとされており、夏場の寝具には寒色がよく使われています。

また青色は副交感神経に働きかけて、血圧や脈拍などを低下させることで、落ち着きを与えてくれます。

このような視覚効果から、寝室のアクセントクロスを青色にすれば、真っ白な寝室よりも寝付きが良くなって、深い睡眠を取りやすくなります。

《寝室》グレーのアクセントクロス

寝室のアクセントクロスで人気なカラーの2つ目は「グレー」です。

グレーやブルーは沈静色と呼ばれ、見る人に沈静感や消極感の感情を与える色だとされています。

またグレーは柔軟色とも呼ばれ、柔らかい印象を与えてくれる色です。

つまり、寝室のアクセントクロスにグレーを使うことで、心を沈めて優しい気持ちのなることができます。

その結果、リラックスした睡眠ができるようになります。

さらに寝室のアクセントクロスでグレーを使う場合は、明度のグラデーションをつけることも大切です。

たとえば、こちらの事例では低明度のフリーリングに対して、中明度のアクセントクロスをあわせることで、心理的に落ち着きやすい寝室になっています。

《寝室》木目調のアクセントクロス

寝室のアクセントクロスで人気なカラーの3つ目は「木目調」です。

無垢材を床材に用いた家では、こちらの事例のように木目調のアクセントクロスと合わせることで、統一感と温かみのある寝室に仕上げることができます。

リビング(テレビ背面)のアクセントクロスで後悔しないコツ

休日はゆったりとしたリビングのソファーの座って、映画やドラマをゆっくりと楽しみたいですよね。

最近ではTVレコーダーなども必要なくなり、TVボードを使わないすっきりとしたリビングが増えています。

そしてリビングをすっきりおしゃれに見せるためには、テレビ背面の壁紙を工夫することが大切です。

ここでは、テレビ背面のアクセントクロスについて見ていきましょう。

《テレビ背面》グレーのアクセントクロス

テレビ背面のアクセントクロスで人気なカラーの1つ目は「薄いグレー」です。

テレビ背面の壁を他の壁よりワントーン暗くすることで、長時間テレビを見ていても目が疲れません。

また、薄いグレーのアクセントクロスであれば、テレビの上にプロジェクトで映像を投影して映画鑑賞ができるため、テレビを普段あまり見ない方にもおすすめです。

《テレビ背面》切り返しのアクセントクロス

テレビ背面のアクセントクロスで人気なカラーの2つ目は「切り返し」です。

たとえば事例のように、アクセントクロスを切り返すことで縦のラインが強調され、モダンでスタイリッシュな印象のリビングが実現できます。

特に吹き抜けの高さを活かして縦のラインを強調すると、リビングの開放感がぐっと上がります。

《テレビ背面》タイル調のアクセントクロス

テレビ背面のアクセントクロスで人気なカラーの3つ目は「タイル調」です。

タイル調や石調のアクセントクロスを使う場合、クロスの面積は小さく、ワンポイントで使うことが大切です。

また天井を通常の高さよりも少し上げる「上げ天井」を取り入れることで、タイル調や石調の重量感をやわらげ、開放的なリビングを演出できます。

《テレビ背面》リビング階段のアクセントクロス

リビング階段がある場合は、こちらの事例のように階段・テレビ背面・吹き抜けを一体にした間取りにすることで、空間を有効活用できます。

このとき、アクセントクロスを階段の手前と奥で合わせることで、リビング階段の存在感を消し、開放感のあるリビングを演出できます。

子供部屋のアクセントクロスで後悔しないコツ

子ども部屋にアクセントクロスを使う場合、色の配色には特に注意が必要です。

なぜなら色という視覚的な刺激は、子どもの感受性に影響を与える可能性があるからです。

人は視覚情報が80%といわれるように、視覚からの情報はとても重要です。

たとえば、子どもの知育玩具にカラフルなものが多いように、色(色彩)による刺激が脳の発達に大きな影響をもたらすとされています。

つまり、子供部屋のアクセントクロスも大人目線ではなく、子ども目線で考える必要があるのです。

ここでは子供部屋のアクセントクロスについて見ていきましょう。

《子供部屋》淡いブルーのアクセントクロス

おしゃれな家を建てたいと思ったとき、多くの方はモノトーンやシックなカラーで家全体に統一感をもたせたいと思うのはないでしょうか?

しかし、トーンの低いカラーで統一された子供部屋は、子どもの色彩に対する感受性という面ではすこし不安が残ります。

たとえば、ある大学が学生に対して壁の色に対する印象と気分について調査したところ、次のような印象と気分になる事がわかりました。※2

このように壁の色によって、印象や気分は影響を受けることが分かっています。

つまり、いずれ使わなくなる子供部屋だったとしても、子どもが小さいうちは色彩豊かな子供部屋にしてあげることで、感受性を育むことができます。

もちろん壁紙クロスであればリフォーム費用も安く抑えられるので、子どもの成長に合わせて、少しずつカラーのトーンを下げてもよいでしょう。

たとえば、ブルーのアクセントクロスを使う場合は、大人が好む色よりも明るいトーンにしてあげましょう。

和室のアクセントクロス後悔しないために

最近では小さな和室の人気が高まっており、特に若い世代でおしゃれなモダン和室をつくりたいという方が多いです。

そこでモダンな和室にかかせないアクセントクロスについて見てみましょう。

《和室》木目調の天井アクセントクロス

モダンな和室のアクセントクロスで人気なカラーの一つ目は「木目調」です。

昔ながらの和室に見られるような天井の無垢材を再現したアクセントクロスを天井に貼ることで、和テイストがより強調されます。

さらに近年人気を集めている「琉球畳」と合わることで、モダンな印象の和室に仕上がります。

《和室》モダン和室のアクセントクロスなし

モダンな和室をつくるとき、アクセントクロスをつかわないのも一つの手段です。

また畳や壁・天井などの木目や緑を最小限にすることで、昔ながらの和室とはひと味違う印象の和室に仕上がります。

《和室》小上がり和室の天井アクセントクロス

近年和室のなかで人気を集めているのが、「リビングの小上がり和室」です。

リビング和室とは、リビングから直接アクセスできる和室のことです。

小上がりのリビング和室の場合、上げ天井や下げ天井に木目調のアクセントクロスをあわせることで、間仕切りがなくても仕切らたような印象の空間に仕上がります。

特にリビングの小上がり和室が4畳以下の方は、間仕切りではなくアクセントクロスで空間にメリハリをもたせることがおすすめです。

広島県福山市でアクセントクロスありの注文住宅を建てるなら昇高建設へ

昇高建設は、広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々にたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

昇高建設では、高気密・高性能な注文住宅の設計・施工を行っており、アクセントクロスを取り入れた住宅事例もたくさんあります。

現在、最新設備を取り入れた最新モデルハウスが公開中です。

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まとめ

今回は「新築のアクセントクロス」について詳しく解説しました。

こちらの記事を簡単にまとめます。

アクセントクロスとは
部屋の印象にアクセントを加えるようなカラーや柄を取り入れた壁紙クロスのこと

アクセントクロスはダサい?後悔する失敗例とは
失敗例:アクセントクロスに飽きる
解決策:常に見える位置にアクセントクロスを使いすぎない

失敗例:アクセントクロスが安っぽく見える
解決策:有色の壁面積は2割~3割まで、アクセントカラーは5%

失敗例:アクセントクロスの仕上がりが想像と違う
解決策:大きなサンプル・実物サイズで確認する

アクセントクロスがいる人・いらない人
いる人

  • 小さな家をおしゃれにしたい人
  • カーテンやブラインドを締め切りたい人
  • 知人や友人を家の中に招く回数が多い人
  • 気分によって部屋を使い分けたい人
  • 間仕切りが少ない間取りの人
  • 吹き抜けなど高さ方向の変化がない間取りの人

いらない人

  • 家の周辺に自然が多く風景を活かしたい人
  • 明るいトーンの家具インテリアが多い人
  • 近いうちに住み替えを考えている人

キッチンのアクセントクロスで後悔しないために
配色のコツ:LDKが奥に長く見えるような視覚効果をもたらす収縮色や後退色を取り入れる
おすすめカラー:グレー・ブルー・ブルーグレー・グレーの背面収納

寝室のアクセントクロス後悔しないために
配色のコツ:副交感神経を活性化させ、眠りの質を高めてくれる沈静色や柔軟色を取り入れる
おすすめカラー:ブルー・グレー・木目調

リビング(テレビ背面)のアクセントクロス後悔しないために
配色のコツ:高さ方向に開放感を感じられるような切り返しやタイル調を取り入れる
おすすめカラー・間取り:グレー・タイル調・切り返し・リビング階段や吹き抜け

子供部屋のアクセントクロス後悔しないために
配色のコツ:大人目線ではなく、子ども目線で感受性を豊かにする色彩を取り入れる
おすすめカラー:淡いブルー・イエロー・収納内側アクセント(使いすぎに注意)

和室のアクセントクロス後悔しないために
配色のコツ:畳や木目調がもつ和テイストとモダンのバランスを取る。間仕切りがなくても空間が分節されたように感じられる上げ(下げ)天井を活用する。
おすすめカラー:木目調・上げ天井・無彩色(アクセントクロスなし)

福山市でアクセントクロスを使った注文住宅をお探しの方へ

福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。

参考文献・出典

※1 総務省消防庁「心理学の理論を用いた「慣れ」の除去

※2 石瀬ら「壁面色の違いによる気分の変化および生理的効果に関する研究

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