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(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)
内装やインテリアにこだわっているのに、なぜかリビングがおしゃれにならないという悩みを抱えている人は多いですよね。
リビングが垢抜けない原因のひとつとして、間取りや性能、デザインが優先され、照明計画が後回しにされやすい点があげられます。
後悔しない家づくりのためには、照明計画の優先度を意識的に上げることが重要ですよ。
そこで今回は、8畳リビングのダウンライトの選び方と、空間をワンランク上に見せる照明の考え方や配置のコツをわかりやすく解説します。
リビングの照明計画の基本や、悩み別のおすすめプランを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

リビングの照明を選ぶ際に大切なのは、照明を単に部屋を明るくするための設備として捉えるのではなく、空間の印象を左右する重要な要素であると認識することです。
新築住宅では、間取りや内装、設備にはこだわっても、「照明は明るければ十分」と考えてしまいがちですよね。
しかし、リビングは家事や仕事を終えたあとに家族が集まり、夜にゆったりと過ごすためのリラックス空間です。
ソファでくつろぎながらテレビを見ているとき、部屋の隅々まで明るい光が行き渡っていると、かえって落ち着かないと感じることもあるでしょう。
住まいの照明は、オフィスやコンビニのように、常に明るさを最優先する必要はありません。
夜のリビングでどんな時間を過ごしたいかをイメージしながら、内装や設備と同じように照明計画を考えることが大切です。
そうすることで、空間の雰囲気を損なうことなく、リビングの質を上げてくれる照明選びができるようになります。
空間をオシャレに見せる照明器具の選び方については、こちらの記事を参考にしてください。


リビング照明では、比較的安価で広い空間を明るく照らせることから、ダウンライトやシーリングライトが選ばれるケースが多くあります。
どちらも定番の照明器具ですが、ダウンライトとシーリングライトにはそれぞれ特徴があるため、どちらが正解と一概に決めることはできません。
大切なのは、照明器具をどのような基準で選び、どのように空間に取り入れるかという視点です。
そこでここでは、CGパースを使って、ダウンライトとシーリングライトそれぞれの特徴や、空間の見え方の違いを比較しながら、リビング照明の選び方を解説します。

なお今回の解説では、縦3.6m×横3.6m・天井高2.3mで、庭に面した窓がある一般的な8畳リビングを想定していますよ。
ワンランク上の雰囲気作りを目指すなら、リビング照明は天井面をきれいに見せられるダウンライトを選ぶのがおすすめです。

天井に存在感のある照明器具があると、視線が自然と上に向きやすくなり、空間全体のまとまりや垢抜け感が失われてしまいます。
ダウンライトは天井に埋め込む照明なので、照明器具の存在感が出にくく、リビングを開放的ですっきりとした印象に見せてくれますよ。

一方でシーリングライトは、照明器具を天井に直接設置するため、どうしても視線が照明に集まりやすく、天井を低く感じさせてしまいます。
光の色や明るさを調整できるなど汎用性は高いものの、部屋全体を均一に照らすため、空間にメリハリが生まれにくく、のっぺりとした印象になりがちです。
おしゃれなリビング空間をつくりたいなら、照明器具を目立たせず、天井面をすっきり見せることを意識しましょう。

8畳のリビングを落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合、ダウンライトの数は3灯がおすすめです。
部屋の中央部分に配置すると、中心は明るく、壁際や隅は暗くなります。
あえて光の陰影を意図的に作り出すことで、リビングが癒しの空間になるでしょう。

陰影のある空間は、家具やインテリアに立体感や奥行きを与えるだけでなく、やわらかい光が副交感神経に働きかけ、リラックスしやすい環境をつくるといわれていますよ。
夜は家族で静かに過ごしたい、ゆったりとして寝る準備を整えたいといった場合は、明るさを抑えたダウンライト3灯の配置が向いているでしょう。
灯数を絞ることでコストダウンにもつながり、経済的なのもメリットです。
一方、夜でも読書や家事など、ある程度活動的に過ごしたいのであれば、部屋全体を均等に照らせる6灯を選ぶ方法もあります。
リビングでどのように過ごしたいかを考えると、自分たちに合った配置や数が見えやすくなりますよ。
くつろげるリビング照明の選び方について実例を参考にしたい方は、こちらの記事をご覧ください。

リビング照明にダウンライトを採用する場合、器具の大きさによっても与える印象は異なります。
ダウンライトにはさまざまな大きさがありますが、新築住宅では直径7.5cmまたは10cmが選ばれることが一般的です。

わずか2.5cmの違いですが、フラットな天井面に配置すると、7.5cmのダウンライトのほうが器具の存在感が抑えられ、よりすっきりとした印象になりますよ。
直径7.5cmのダウンライトは、照明器具そのものを目立たせず、光だけが床やラグ、家具に落ちることで、美しい空間を演出しやすくなります。
ただし、1灯あたりの価格や施工費は10cmのダウンライトのほうが安く、種類も豊富な傾向があります。
そのため、予算を踏まえて堅実な家づくりをするなら10㎝、空間の雰囲気を優先し細部までこだわりたいなら7.5㎝と考えてみるとよいでしょう。
リビングの窓からライトアップされた庭を楽しみたいときは、グレアレスありのダウンライトを選ぶ方法があります。
グレアレスとは「glare(眩しさ)+less(少ない)」という意味で、照明器具本体が直接光らないのが特徴です。

光源は直下にいないと目に入らないため、夜間でも窓ガラスへの映り込みが起こりにくく、庭の景色をきれいに楽しめますよ。

通常のダウンライト(グレアレスなし)は、照明器具本体が光るため、光源が下だけではなく天井にも広がりますが、グレアレスありは天井には光が広がらず、ピンポイントの配光でより陰影が美しく見えます。
上品で高級感のある空間が演出できるため、ホテルライクのリビングを目指したい方にはとくにおすすめです。
ただし、グレアレスありのダウンライトは、グレアレスなしに比べて1灯あたりの価格がやや高くなることや、同じワット数・直径でも暗く感じやすい点には注意してください。

理想のリビングといっても、漠然としていて具体的なイメージが浮かばないこともありますよね。
そのような場合は、リビングで何を重視したいかを軸に考えてみるとよいでしょう。
ここでは、リビング照明に求めるポイント別におすすめのプランを紹介します。
自分たちの暮らし方に近いものを参考に、リビング照明の最適解を見つけてみてください。
リビングを癒しの空間と捉え、夜に落ち着いて過ごしたい方には、【ダウンライト3灯・直径7.5㎝・グレアレスあり】のプランがおすすめです。

天井面がすっきりと仕上がるダウンライトは、空間に垢抜けた印象を与えてくれます。
なかでも光源が目立ちにくく、窓に反射しない7.5㎝のグレアレス仕様なら、夜の庭や外の景色を楽しむといった過ごし方ができるでしょう。
真下から真上を見上げないかぎり、光が直接目に入りにくいため、ソファや床に寝転がってもまぶしさを感じにくく、ゆったりと寛ぐことができますよ。
こちらの記事では、リビングやダイニングにおすすめのおしゃれな照明ブランドを紹介しているので、あわせてご覧ください。

リビング照明にかけるコストをできるだけ抑えたい場合は、【ダウンライト3灯・直径10㎝・グレアレスなし】のプランが向いています。

直径10cmのダウンライトは、1灯あたり本体価格や施工費が安く、灯数を絞ることで予算を抑えやすくなりますよ。
「数を減らすと暗くなるのでは?」と不安に感じてしまいますが、直径が大きい分、1灯あたりの光量があり、リビングに必要な明るさをしっかり確保することができます。
リビング全体をある程度明るくしたい方には、【ダウンライト6灯・直径7.5㎝・グレアレスなし】のプランがよいでしょう。

ダウンライトを6灯配置することで、部屋の隅やソファの上、動線部分まで光が行き届き、どこにいても暗さを感じにくい空間になります。
夜はカーテンを閉めて過ごすことが多い方や、窓への光の映り込みをあまり気にしない方にとっては、明るさと使い勝手のバランスが取れた選択肢ですよ。

限られた予算でおしゃれなリビングにするには、ダウンライトを基本照明として採用するのは有効な方法です。
ただし、空間の雰囲気や居心地をさらに高めたい場合は、他の照明器具を併用することも大切ですよ。
家具やラグ・壁・天井・カーテンのドレープ(波を打ったヒダ)など、光が当たる対象によって、適した照明器具は異なります。
たとえば、設置場所を選ばないフロアランプは、シェード型ならやわらかな光が周囲に広がり、サイドテーブルに置けば、読書用の明かりとして役立ちますね。
壁に直接設置するブラケットライトは、目に入りやすいという特徴を活かして、インテリアに馴染む形や色を選ぶと、リビング全体の統一感を高める効果が期待できます。
照明はダウンライトを基本に、部屋の雰囲気に合う間接照明を少しずつ足していくと、メリハリのある洗練されたリビング空間を作れますよ。
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この記事では、8畳リビングのダウンライトの選び方と、空間をワンランクアップさせる照明計画のコツを解説しました。
最後に、この記事の要点をまとめます。
落ち着いてくつろげるリビングを目指すのであれば、ダウンライトをベースにした照明計画がひとつの選択肢になります。
同じ広さや間取りのリビングでも、照明計画ひとつで空間の雰囲気は大きく変わります。
家づくりの後悔を減らすためにも、間取りや内装だけでなく、照明計画までしっかりと考えてみてくださいね。
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