福山市の家づくりでZEH住宅をおすすめする理由とは?ZEH住宅が得意な住宅会社の選び方

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(※家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画もご覧ください)

  • 今、ZEH住宅を建てるメリットはある?
  • 福山市にはそんな高性能な家はいらないのかな?
  • ZEH住宅って後悔するって本当?

新築戸建てを検討している方のなかには、性能が高い家づくりを住宅営業マンにおすすめされている方もいるのではないでしょうか。

「福山市って過ごしやすい地域だけど、ZEH住宅まで必要なの?」と必要性に疑問を感じている方もいますよね。

そこで、この記事ではZEH住宅について解説しています。

最後までお読みいただくと、自分はZEH住宅で得をするか、後悔するかがわかりやすくなりますよ。

「いやいや、ZEH住宅までいらないよ」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

福山市で家づくりするならZEH住宅をおすすめする5つの理由

ZEH(ゼッチ)住宅と聞くと、「予算に余裕のある人が建てる家」「そこまで高性能な家はいらないかな?」と考える方もいますよね。

しかし、これからの家づくりの流れを考えるなら、ZEH住宅も検討すべきといえます。

福山市で家づくりをするなら、ZEH住宅をおすすめする理由を詳しくみていきましょう

ZEH住宅はこれからの家づくりのスタンダードになる

福山市で家づくりするなら、ZEH住宅をおすすめする1つ目の理由が、ZEH(ゼッチ)住宅がこれからの家づくりの基準になると明言されているからです。(※1)

今の日本の家づくりは、質の高い家を建てて、メンテナンスをしながら、大切に住み続けられることを重視しています。

いわゆる、省エネ住宅ですね。

実際に2025年4月には省エネ基準適合が義務化され、家づくりでクリアすべき最低水準が引き上げられました。

2030年には家がエネルギーを生み、住宅におけるエネルギー消費量がほぼゼロになるZEH住宅が最低水準になる予定です。

耐震性能、断熱性能、気密性能はもちろん、家がエネルギーを生むための太陽光発電システムの設置などが、今後の家づくりのスタンダードになるでしょう。

自分には必要ない・あるに関係なく、「新築を建てるなら、ZEH住宅水準以上の家を建ててね」という家づくりの流れが、2030年ごろには訪れる予定なのです。

ZEH住宅に対する補助金の充実が期待できる

福山市で家づくりするなら、ZEH住宅をおすすめする2つ目の理由が、補助金制度の充実が期待できるからです。

実際に昨年と同様に、2025年のZEH補助金も4月から順次、受付をスタートしました。(※2)

先ほどもお伝えしたように、国の方針として省エネ住宅を推奨しており、2030年にはZEH住宅を最低水準にすることを目指しています。

ZEH住宅の普及に向けて、今後さらにZEH住宅を建てることに対しての補助金や、減税などのサポートに力をいれると考えられます。

このようにZEH住宅を建てることで、活用できる補助金の幅が広がることも、おすすめする理由のひとつです。

性能が高い家は暮らしのストレスを減らしてくれる

福山市で家づくりするなら、ZEH住宅をおすすめする3つ目の理由が、ZEH住宅が健康を支えてくれるからです。

福山市は温暖な地域によく見られる、「部屋が寒いのに、人は寒いとは感じていない」という状態になりがちです。(※3)

知らず知らずのうちに、ヒートショックのリスクや暮らしのストレスを抱えてしまう可能性があるので、家づくりでは室内の温度を保つ「家の性能の高さ」を意識することをおすすめします。

ZEH住宅は消費するエネルギーを抑えるために、断熱性能や気密性能を高めるので、外の暑さや寒さに左右されない、快適な家になります。

健康的な家づくりが気になる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

最低限の省エネ性能がないと、住宅ローン減税が受けられない

福山市で家づくりするなら、ZEH住宅をおすすめする4つ目の理由が、省エネ住宅が減税を受けるための必須条件だからです。(※4)

繰り返しになりますが、日本の家づくりは、省エネ住宅であることがスタンダードになっています。

そのため、2024年に入居〜住宅ローン減税の対象が変わり、省エネ住宅に適合しない住宅は住宅ローン減税を受けられなくなりました。

住宅ローン減税とは、最大13年間、0.7%の所得税(もしくは住民税)控除が受けられる制度のことです。

このように、国は今の家づくりにあわせて、減税措置などを修正します。

2030年にはZEH住宅が水準になることを目指しているということは、今後受けられる税優遇などの制度も、その水準にあわせて改定される可能性が高いと考えられるでしょう。

ただの流行りではなく、時代の変化を見極めて、今後も減税や補助金の対象となりうる家を建てておくことが大切なのです。

住宅取得資金贈与を最大限受けるにはZEH水準の家づくりが必要

先ほど紹介した住宅ローン減税以外に、住宅取得に関する贈与税の非課税措置の対象が、令和6年の税制改正で変わっています。(※5)

住宅取得に関する贈与税の非課税措置とは、簡単に説明すると、親や祖父母から家づくりで資金援助を受けた際に、贈与税がかからないということです。

住宅取得に関する贈与税の非課税措置では、「どれくらいの性能の家を建てたのか」「いくらまでなら非課税なのか」など、条件が決まっています。

2025年7月現在は、最大の非課税限度額1,000万円を受けるには、ZEH水準であることが条件です。

ちなみに、一般水準の住宅の場合、非課税限度額は500万円となっています。

減税や補助金などで、受けられる最大を狙っているなら、ZEH水準の家づくりが求められるでしょう。

【2025年度版】ZEH住宅のキホンをおさらい

今後の家づくりでポイントになってくる、ZEH住宅ですが、「性能が高い家」という漠然としたイメージしかない方もいますよね。

そこで、ここでは「ZEH住宅とは何?」「ZEH補助金って?」といったところを掘り下げていきます

ZEH住宅や補助金に関して、条件や概要が異なる可能性があります。最新の情報は必ず各公式HPをチェックしてください

ZEH住宅とは?

ZEH住宅とは、年間の住宅におけるエネルギー消費量を、おおむねゼロ以下にする住宅のことです。

特徴を簡単にまとめますね。

  • 断熱性能が高い
  • 消費エネルギーを抑える性能がある
  • 太陽光発電がある

かなりざっくりですが、家の断熱性能や気密性能が高く、使用するエネルギー(※)も生み出せる家がZEH住宅といわれます。

一般住宅と比べて、高性能な家づくりや太陽光発電を導入するため、ZEH住宅はコストが高くなりますよ。

ただし建ててからの暮らしで、光熱費などの削減が期待できるため、トータルコストで考えると、そこまで差が出ないと考えられます。

(※)光熱費など

ZEH住宅の補助金とは?

ZEH補助金は経済産業省・環境省による支援事業であり、一般社団法人 環境共創イニシアチブが取り扱いを行っています。

ZEHはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、ZEH住宅を新築で建設する場合に受けられる補助金制度が「ZEH(ゼッチ)補助金」と呼ばれます。

ZEH補助金の概要や条件、補助額などは、その年で異なるので注意が必要ですよ。

たとえば、2024年のZEH補助金は「ZEH」「ZEH+」「ZEH+ハイグレード仕様」にわかれていましたが、2025年のZEH補助金は区分が下記のようになっています。(※6)

ZEH55万円/戸
ZEH+90万円/戸

自分が家づくりをする年の最新情報をしっかり集めて、住宅会社と相談しながら、上手にZEH補助金を活用しましょう。

福山市でZEH補助金を取得しやすい住宅会社を見つけるポイント

ZEH住宅を建てる際に、多くの方が「ZEH補助金を利用しよう」と考えますよね。

そこで大切になってくるのが、住宅会社選びです。

ZEH補助金の条件のひとつとして「SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーが関与(建築、設計または販売)する住宅であること」があげらるからです。(※6)

ここでは、福山市でZEH補助金を取得しやすい住宅会社を見つけるポイントをみていきましょう。

ポイント①ZEHビルダー・プランナー登録をしている

ZEHビルダー・プランナーとは、ZEH住宅の普及に積極的に取り組んでいる事業者の証です。

経済産業省が行っている「ZEH支援事業」の公募に申請し、要件を満たしていると認められた場合に、ZEHビルダー・プランナーとして登録されます。

ZEHビルダーとZEHプランナーの違いは、登録する事業者の違いで、一般的には以下のような分け方がされていますよ。

ZEHビルダー施工を行っている住宅会社や工務店といった事業者の登録が主
ZEHプランナー設計を担う事業者、設計事務所や建築家の登録が一般的

冒頭でお伝えした通り、ZEH補助金はZEHビルダーまたはZEHプランナーによる住宅建設・申請でなければならないという条件があるため、登録の有無を事前に確認しておく必要があるでしょう。

ZEHビルダー・プランナー検索は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業(一覧検索)」で行えます。

すでに住宅会社が決まっているなら、『登録名称(屋号)』に入力して、登録の有無や実績をチェックしましょう。

手前味噌ですが、弊社418BASEもZEHビルダー/プランナーの登録がありますので、実際に418BASE(昇高建設)で調べてみましょう。

ステップ①ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業(一覧検索)へアクセスする

まずは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業(一覧検索)をパソコンやスマートフォンで開きます。

検索用の窓がでてくるので、今回は「登録名称」工務店名を入れて、検索をかけます。

まだ住宅会社が決まっていない場合は、『対応可能エリア』で家を建てる予定の県を選ぶと、ZEH住宅に強い住宅会社を探せますよ。

ステップ②気になる住宅会社の実績と目標を見る

ZEHビルダー/プランナーに登録がある場合、その住宅会社の実績と目標、電話番号や公式HPが出てきます。

住宅区分の「」は、新築注文戸建住宅の分野でZEH住宅の普及に取り組んでいるという意味です。

実績にある「新」は、新築戸建住宅を表しています。

屋号の下の星マークは、「ZEH普及目標・実績を自社ホームページにおいて表示している」「受注率」などの6つの評価基準を、どれくらいクリアしているかの証です。

ぜひ検索機能を上手に活用して、自分や家族の思い描くZEH住宅を建てられる住宅会社を探してみてください。

ポイント②ZEH普及率が高い

ZEH住宅を建てる際の住宅会社選びでは、ZEHビルダー登録だけではなく、実績もしっかりとチェックすることがポイントです。

なぜなら、登録があっても実績がない住宅会社が多いからです。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業の調査発表会2024の報告では、全国で登録がある5,911社の内、約59%が「報告なし」「実績ゼロ」としていますよ。(※7)

出典:SII公開データ

ZEH普及率は、年間の住宅施工件数に対する、ZEH住宅の件数の割合によって算出されます。

たとえば、一般住宅やZEH住宅といった種類を問わず、1年の住宅施工件数が100件の住宅会社が、そのうち50件のZEH住宅を建てたなら普及率は50%ということになりますよ。

全国的にZEH住宅の普及率やZEHビルダー登録が増えているといっても、実際にはそこまでZE住宅を建てた実績のない住宅会社が多いのが現状です。

福山市でZEH住宅を建てる際は、しっかりと実績のある住宅会社を選ぶことをおすすめします。

実績がない住宅会社を選ぶとどうなるの?

  • 申請モレのリスクがある
  • 技術力に不安が残る
  • 予算オーバーの可能性がある

このようなリスクが考えられますが、実績がない住宅会社がダメというわけではなく、「ZEH住宅に慣れていない」ので注意すべきということです。

ZEH補助金の申請は複雑なため、施工主が行うのではなく、住宅会社に代行してもらうのが一般的です。

極端ですが、ZEH補助金の申請期限は、他の補助金と比べてやや厳しめのため、「申請がモレていた」「申請書類が間に合わない」などのトラブルが考えられますよ。

また、ZEH住宅は断熱性能や気密性能など高性能な家づくりになる分、設計力や施工力などの技術力も問われます。

価格も一般住宅と比べて高額なので、無理なく返済していける資金計画や、トータル予算で考える家づくりが大切になるでしょう。

ZEH住宅やZEH補助金を検討しているなら、設計力・施工力・申請力のある住宅会社かを見極めることが大事です。

ZEH補助金が間に合わない?ZEH住宅を福山市で建てる際の注意点

福山市でZEH住宅やZEH補助金を検討しているなら、期限や条件に注意が必要です。

ZEH補助金の応募は先着方式となっており、全国から申請が集まります。

決められた予算の枠が満員になれば応募を締め切ってしまうので、活用したいと考えているなら、早めに検討しておきましょう。

また、ZEH補助金の期間自体は短いわけではありませんが、申請には事業期間内に建物が完成して、なおかつ引き渡しや支払いが終わっている状態であるのが条件です。

期限ギリギリの着工では、申請に間に合わない可能性が高いので注意しましょう。

ZEH住宅で悩んだら新築注文ブランド「418BASE」へご相談ください

418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。

備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。

まとめ

この記事ではZEH補助金について解説しました。最後にこの記事をまとめます。

  • ZEH補助金の申請には期限などに厳しい条件があり、ZEHビルダー・プランナーの登録のない住宅会社の申請はそもそも通らない
  • ZEH補助金は財源が同じ国庫の他の補助金と併用できない
  • ZEH補助金が取得しやすい住宅会社はZEH普及率が高い
  • ZEH補助金目当てでZEH住宅を建てると後悔する可能性がある

ZEH住宅は今後さらに建設件数が増えるものと考えられ、それに伴って補助金も続いていくと予測されています。

ZEH住宅を検討しているのであれば、ZEH住宅や補助金に強い住宅会社を選ぶことが大切です。

ZEH住宅を建てられるスキルがあるのか、補助金関連の申請をしっかり行える住宅会社なのかなどを見極めて、豊かに暮らせる家づくりをしましょう。

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