ウォールナット床材で後悔しないための3つのポイント!コーディネート実例も紹介

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  • 床材にはどんな種類があるの?
  • ウォールナット床材にすると後悔する?
  • 部屋が暗く見えないコーディネート実例が知りたい!

重厚感と高級感を兼ね備えたウォールナットの床材は、落ち着いた雰囲気を演出できる人気のフローリング材です。

新築の床材にウォールナットを使用すれば、深みのある色合いと美しい木目が空間に上質さをもたらしてくれます。

ただ一方で、「ウォールナットの床材は、部屋が暗く見えて後悔するのでは?」と心配になる方もいるでしょう。

ウォールナットならではの魅力を引き立てつつ、暗く見せないためにはどうしたらいいのでしょうか。

そこでこの記事では、ウォールナット床材で後悔しないためのポイントを解説します。

コーディネート実例も紹介しているので、ウォールナットのフローリングを検討中の方ははぜひ参考にしてください。

目次

そもそも床材にはどんな種類があるの?

床材とは、建物の内部の床に使われる仕上げ材のことです。

代表的な床材には、木質フローリング・フロアタイル・畳・カーペットなどがありますが、新築住宅では木質フローリングが最も一般的に選ばれています。

木質フローリングは、さらに次の4種類に分けられますよ。

スクロールできます
シートフローリング突き板フローリング挽き板フローリング無垢フローリング
木質感
お手入れのしやすさ
価格
耐用年数5~10年10~20年15~30年30年~

※耐用年数は室内の環境やメンテナンスの頻度によって大きく左右されます

1本の木をそのまま切り出して作るのが無垢フローリングです。

それに対して、シート・突き板・挽き板フローリングは、集成板や合板の上に薄くスライスした天然木や化粧シートを貼り合わせたもので、3種類をまとめて複合フローリングと呼びます。

フローリングの種類によって、見た目や質感、お手入れのしやすさが異なるため、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

ウォールナット床材の特徴とは?

ウォールナットは、アメリカの東部から中部にかけて分布するクルミ科の広葉樹です。

マホガニーやチークと並ぶ、世界三大銘木のひとつとして知られていますね。

床材や家具に使われるウォールナットにはいくつか種類がありますが、一般的にウォールナットといえば「アメリカンブラックウォールナット」を指します。

黒に近い褐色から深い茶色までの美しいグラデーションの木目が特徴で、重厚感と高級感のある空間を演出してくれます。

また、木自体に適度な油分を含んでおり、人が触れるほどに味わいが増す素材なので、床材のほかにも家具・楽器・工芸品などに幅広く使用されていますよ。

さらに、ウォールナットは耐久性・耐衝撃性に優れており、傷がつきにくい特徴もあります。

長く美しさを保ちやすく、床材として非常に適した木材といえるでしょう。

一方で、ほかの木材と比べると価格が高めであることや、濃い色ゆえにほこりや汚れが目立ちやすいデメリットもあります。

床材に使われる木には、ウォールナットのほかにもオーク(ナラ)・メープル・チーク・パイン(マツ)・ヒノキ・スギなどがあり、特徴や色味などが異なります。

床材を選ぶときは、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分たちのイメージに合うものを選ぶことが大切ですよ。

床材の色について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

ウォールナット床材で後悔しないための3つのポイント

ほかの床材にはない魅力をもつウォールナットですが、「かっこいい」「憧れる」といった理由だけで選んでしまうと、思わぬ後悔につながることがあります。

失敗を防ぐためには、次の3つのポイントを押さえたうえで検討することが大切です。

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

ポイント①家具と床材の相性をしっかりチェックする

ウォールナットの魅力を最大限に引き出すには、家具との調和を意識したコーディネートが欠かせません。

ウォールナットは存在感が強いため、床と家具の質感や色味が合わないと、空間全体の印象がちぐはぐになってしまうことがあります。

同じウォールナットでも、シートフローリングと無垢フローリングでは質感が大きく異なります。

光沢のあるシートフローリングは、天然木がもつ重厚感や深みとは印象が異なるため、同じウォールナットを使った家具や高級ソファを並べると、統一感が損なわれてしまうのですね。

上質で落ち着いた空間を目指すなら、無垢フローリングを選ぶのがよいでしょう。

家具と床材のバランスが取れると、空間全体に統一感が生まれ、ウォールナットの美しさがいっそう際立ちますよ。

ポイント②経年変化による「色・質感の変化」を理解する

ウォールナットの魅力を長く楽しむためには、時間の経過とともに変わっていく色味や質感の変化を理解しておくことが大切ですよ。

一般的に木材は、年数の経過とともに酸化が進み、紫外線の影響で成分が変化するため、色が濃くなる傾向にあります。

しかし、ウォールナットはその逆で、黒に近い深い色合いから徐々に明るさのある茶色へと変化していくのが特徴です。

すべてのウォールナット床材が同じように変化するわけではありませんが、一般的には次のような経年変化が見られますよ。

スクロールできます
経過年数色の変化
半年~1年黒や紫が抜けて黄色味を帯びてくる
3~4年明るさが増してライトブラウンに近い色になり、木目が目立つようになる
10年琥珀色になり、艶が出て全体的にまろやかさを感じる落ち着いた色味になる

※直射日光に触れる時間が長い箇所ほど変色しやすい傾向があります

クールで重厚感のある印象から、年月を重ねるにつれて上品でやさしい色合いへと移り変わっていきます。

こうした変化を「味わい」として楽しめるかどうかが、ウォールナット床材を選んで後悔しないためのポイントですよ。

ポイント③空間全体が重くなりすぎないようバランスをとる

ウォールナット床材は高級感があり深みのある色合いが魅力ですが、壁や家具・キッチン・ドアなどに黒や濃い色を組み合わせると、部屋全体が暗く重たい印象になってしまいます。

そのため、床材にウォールナットを選んだら、空間に軽やかさや抜け感をもたらす明るい色を取り入れるようにしましょう。

ウォールナットと相性の良い色には、次のものがありますよ。

  • ホワイト
  • ベージュ
  • グリーン
  • 明るめのネイビー
  • 明るめのグレー

グリーンは、ホワイトやベージュなどに比べるとはっきりとした色ですが、ウォールナットの深い木の色と自然と調和します。

ソファやラグなどに取り入れると、リラックス感のある空間を演出できます。

配色や素材のバランスを意識することで、ウォールナットの重さを感じさせず、魅力をより引き立てた空間づくりができますよ。

照明器具も空間の印象を左右する要素なので、空間の雰囲気を変えたい方は、こちらの記事の照明器具の選び方を参考にしてください。

【実例】高級感を最大限に活かすウォールナット床材のコーディネート5選

ここまで紹介した「後悔しないためのポイント」を意識すれば、ウォールナット床材の魅力をしっかり引き出すことができます。

とはいえ、実際にどのようなインテリアや家具を組み合わせれば理想の空間になるのか、イメージしづらい方もいるでしょう。

そこでここでは、ウォールナットの高級感を最大限に活かすコーディネートのポイントを実例とともに紹介します。

実例①ホワイトの建具で圧迫感のない空間をつくる

こちらの実例では、建具を壁と同じホワイトで統一しています。

壁との一体感が生まれることで、建具を閉めても圧迫感を抑え、空間を広く見せてくれます。

ウォールナットの濃い色が主張しすぎず、全体のバランスも取りやすくなりますよ。

一見、床材と壁・建具の色を揃えたほうが一体感が出そうに思えますが、黒や濃い茶色は「収縮色」と呼ばれ、空間が狭く感じやすくなります。

部屋を明るく見せたい場合は、ホワイトやベージュなどの「膨張色」を組み合わせるのがおすすめですよ。

実例②低めのキッチンカウンターで抜け感を演出する

ウォールナットの深みのある床に、90cmの低めのキッチンカウンターがよく映えています。

高さを抑えることで、視線が自然と奥まで抜け、空間に開放感が生まれていますよ。

一方で、キッチンが高すぎると床の濃い色と重なり、圧迫感を感じやすくなるので注意しましょう。

キッチンの高さは1m10㎝以内に抑えると抜け感が出ておすすめです。

また、カウンターや棚といった面積の大きい家具は、淡い色味を選ぶと重たくなりません。

とくに明るめのブルーはウォールナットの深みと調和し、上品で心地よいバランスをつくってくれますよ。

こちらの記事では、おしゃれで実用的なアイランドキッチンのつくり方を詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

実例③ステンレス脚のダイニングテーブルで軽やかな印象にする

ウォールナット床材に合わせるダイニングテーブルは、天板の色をそろえることで空間に統一感を出せます。

ただ、天板も脚もすべてウォールナットにすると、全体が重たく見えがちですよね。

そこでこちらの実例では、ステンレス脚のダイニングテーブルを取り入れて、軽やかさをプラスしています。

上から見ると床と天板の色味が自然につながり統一感を保ちつつ、横から見るとステンレス脚の印象が際立ち、ほどよい抜け感を演出しますよ。

また、ダイニングチェアも背面が抜けているデザインを選ぶことで、圧迫感を与えずに空間に軽やかさが出ています。

脚の素材やデザインを工夫すると、ウォールナット床材の落ち着いた印象を損なわずに、おしゃれで開放的なダイニングを実現できます。

実例④座面が浮いたデザインのソファーで開放感を出す

大物家具のソファは、軽やかさを重視したフォルムや色のものを選ぶとよいでしょう。

座面が床に近いと重い印象になりますが、床から座面が浮いているデザインは視線が抜けて、軽い印象になりますよ。

実例では、ダイニングテーブルと同様に、ソファの脚はステンレスなど軽さを感じる素材を採用し、フレームにウォールナットを使用していません。

ウォールナット床材は床自体にインパクトがあるので、家具にウォールナットを使うとレトロ感やヴィンテージ感が強くなりがちです。

一方で、ウォールナットを使っていない家具を使うと、北欧風やナチュラルなど、好みのテイストに合わせた空間づくりができますよ。

実例⑤二重レースのカーテンで軽快さと高級感を両立させる

新築のカーテンは、レースカーテンと室内側に厚手のドレープカーテンを使用する方が多いでしょう。

ですが、カーテンは壁や建具と同様に面積が広いため、厚手のドレープを選ぶとウォールナット床の重さをより感じやすくなります。

そこでおすすめなのが、見た目や印象を格段に軽く見せてくれる二重のレースカーテンです。

二重レースを取り入れることで、軽快さが演出できますよ。

さらに実例のように、レースの裾部分を折り返さないウエイトロック加工(ウエイトテープ仕様)にすると、生地のひだが際立ちやすくなり、エレガントさや高級感がアップします。

二重レースカーテンに興味のある方は、ぜひこちらの記事から、おすすめする理由とおしゃれに魅せるポイントをチェックしてみてくださいね。

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まとめ

この記事では、ウォールナット床材で後悔しないための3つのポイントを解説しました。

最後に大事な部分をまとめます。

  • 新築住宅によく使われる木質フローリングには、シート・突き板・挽き板・無垢の4種類がある
  • 重厚感や高級感を求めるなら無垢フローリングのウォールナット床材を選ぶのがおすすめ
  • ウォールナット床材は、経年変化によって明るくなることを理解して検討するのがよい
  • 空間が重たくならないように、ウォールナット床材を使う場合には、壁や建具・家具の色は淡い色や薄い色を選ぶ
  • ステンレスやレースなど軽さを感じる素材をインテリアに取り入れるのもウォールナット床材をおしゃれに見せるコツ

ウォールナット床材は、見た目の高級感や重厚感が注目されやすいですが、実際に触れてみるとなめらかな質感が「癒し」や「安心感」を与えてくれます。

経年変化で温かみが増すウォールナット床材の魅力を理解した上で取り入れれば、住んでから後悔することがなくなり、毎日の暮らしに上質さと落ち着きが生まれますよ。

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