福山市の広い土地の坪単価相場はいくら?100坪以上の戸建て用の土地を探す時のコツ

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  • 福山市で100坪以上の土地を探すのが難しい理由は?
  • 福山市で広い土地を探すコツが知りたい!
  • 古家付きの広い土地購入にはどんなリスクがある?

福山市で家を建てようと広い土地を探しているものの、見つからずに困っている人もいますよね。

分譲地を見学に行ったり、付近を歩いて土地探しをしても、なかなか見つからないのは探し方が間違っているせいかもしれません。

そこで今回は、福山市で100坪以上の戸建て用の土地探しについて解説します。

広い土地を探すコツがわかれば、より広範囲から自分に合う物件を見つけられますよ。

目次

福山市の100坪以上の土地坪単価相場を公開

ここでは418BASEの土地調査システムで調べた、福山市の100坪以上の土地坪単価の相場を公開します。

「100坪以上の土地はどれくらいで買えるのだろう?」「どこのエリアが高いの?」などの疑問を解決するヒントとして、ぜひ役立ててください。

エリア平均坪単価(万円/坪)
沖野上町55.4
南蔵王町43.1
新涯町32.9
曙町32.0
西新涯町26.7
高西町16.7
美ノ郷町15.0
山手町14.4
瀬戸町14.3
高美台12.7
東川口町11.2
千田町11.0
今津町11.0
東陽台10.9
駅家町10.7
本郷南10.1
松永町10.0
加茂町8.3
坪生町8.0
大門町7.8
神辺町7.8
新市町 6.0
神村町5.9
田尻町5.5
御幸町5.4
水呑町 5.2
沼隈町5.1
西藤町3.1
春日町1.8
山野町1.0
芦田町0.9

坪単価の相場が30万円を超えてくるエリアは、福山市の中心部へのアクセスが良かったり、ショッピングモールなどがあり暮らしやすかったりと、利便性もあるエリアです。

100坪以上の土地を購入するなら、利便性と予算のバランスもしっかり考えましょう。

次にこの坪単価から、土地相場を調べていきます。

福山市の100坪以上の土地相場表

こちらが、418BASEの土地調査システムで調べた坪単価をもとに出した、土地相場表になります。

土地相場エリア平均坪単価(万円/坪)
5,000万円~沖野上町55.4
3,000万円~4,999万円南蔵王町43.1
新涯町32.9
曙町32.0
1,000万円~2,999万円西新涯町26.7
高西町16.7
美ノ郷町15.0
山手町14.4
瀬戸町14.3
高美台12.7
東川口町11.2
千田町11.0
今津町11.0
東陽台10.9
駅家町10.7
本郷南10.1
松永町10.0
800万円~999万円加茂町8.3
坪生町8.0
600万円~799万円大門町7.8
神辺町7.8
400万円~599万円新市町 6.0
神村町5.9
田尻町5.5
御幸町5.4
水呑町 5.2
沼隈町5.1
100万円~399万円西藤町3.1
春日町1.8
山野町1.0
~99万円芦田町0.9

このように、福山市で100坪以上の土地相場のボリュームゾーンは1,000万円〜2,999万円となりました。

家づくりでは、土地と建物をトータルで考え、予算を組むことが大切です。

極端ですが、トータル予算が5,000万円のときに、土地代だけで4,000万円使ってしまったら、残りの1,000万円で家づくりをしなければなりません。

家づくりと土地購入、バランスのとれた予算を決めるなら、ファイナンシャル・プランナーのいる住宅会社への相談がおすすめですよ。

「100坪以上の広い土地に建てるなら」と理想の家づくりがはっきりしているからこそ、家づくりのプロと予算のバランスをしっかり考えましょう。

では、実際に福山市のどのエリアに100坪以上の土地があるのでしょうか。

福山市の100坪以上の土地はこんな場所にある!

福山市の100坪以上の土地があるエリアを、マップで記してみました。

福山市の中心エリアには少なく、郊外にあるのがわかりますね。

福山市に隣接する尾道市や府中市などへも範囲を広げると、100坪以上の広い土地が見つかりやすくなるでしょう。

なぜ福山地域で100坪の分譲地は市場に出てきにくいのか?

福山市で100坪の土地を探してもなかなか見つからないと、自分の探し方が悪いのではと悩むこともありますよね。

しかし、そもそも福山地域で広い土地を探すのは難しいといわれています。

福山地域で100坪の分譲地が見つかりにくいのは、需要と供給のバランスが関係してるので、詳しくみていきましょう。

土地探しで悩んでいるなら、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

理由①分譲地の基本は50~60坪

分譲地の区画は、国土交通省の居住面積水準を参考に決められており、50〜60坪が基本になります。(※)

これは、豊かな住生活に必要とされる住宅の面積(誘導居住面積水準)の計算式である「25 ㎡×世帯人数+25 ㎡(一般型)」で求めることができますよ。

子どもの年齢によって世帯の人数が変わりますが、夫婦+3歳の3人家族であれば87.5㎡、約26坪(家)が必要となる計算です。(※1)

子どもが大きくなることを考え、単純に3人家族で計算するなら、「25㎡×3人+25㎡=100㎡」、約30坪(家)が必要と計算できます。

さらに、家は地域ごとに決まっている建ぺい率により、土地の敷地面積に対して建てられる建築面積の割合が決まっていて30〜60%と幅があります。

仮に建ぺい率が50%の地域であれば、約30〜40坪の家を建てるには土地は約50〜60坪あれば多様なライフスタイルに対応できる家が建てられる、ということになりますね。

  • 30坪(家)÷50%(建ぺい率)=60坪(土地)

分譲地は、あらかじめ土地改良やインフラ整備が行われていることが多く、学校やスーパーなどが近いといった利便性の良さから、子育て世帯に人気があります。

厚生労働省の「国民生活基礎調査(2024)」では、子育て世帯の約86%が子どもが1〜2人と答えていることから、分譲地は一世帯4人以内を想定して区画整理が行われているといえるでしょう。(※)

なので、売りに出る土地は50坪〜60坪が基本となり、100坪のような広い土地は見つけにくくなるのです

(※1)3歳未満の者は0.25人、3歳以上6歳未満の者は0.5人、6歳以上10歳未満の者は0.75人で計算

理由②広すぎる土地は売れない可能性が高い

土地を探している人の多くは住宅用のため、不動産会社や住宅会社は広すぎる土地は需要が少ないと判断し、そもそも市場に出ていない可能性が高くなります。

フラット35の調査でも、広島県における土地付き注文住宅の敷地面積のボリュームゾーンは170㎡~180㎡で、約51坪~約54坪となっていますよ。

参考:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査
グラフ:筆者作成

中央値でみても208㎡で約63坪となるので、50坪~60坪の土地を選ぶ人が多く、100坪の土地を建てる人は少ないといえるでしょう。

また土地が広くなると、その分土地の購入価格が高くなるだけではなく、固定資産税や都市計画税などもかかるケースが多いです。

土地を探し始めたときは、「広い土地にゆったりと家を建てたい」と思っても、実際には土地代や固定資産税の高さから断念する人もいるでしょう。

このように、「100坪以上の土地は売れない可能性が高いから、出さない」という傾向もあるのです。

プロが教える福山で「広い土地」の賢く探すコツ

ライフスタイルなどによって、どうしても広い土地に戸建て住宅を建てたい人もいますよね。

そこでここからは、福山市で広い土地を探すコツをプロが解説します。

コツ①特殊な条件の付いている土地を狙う

旗竿地や三角地、台形地などの非整形地も含めて土地探しをすることで、自分の理想を叶える土地を見つけやすくなりますよ。

非整形地は整形地に比べて建築に条件がありますが、たとえば角の部分を駐車場や庭に活用することで、整形地と変わらない家づくりができます。

こうした工夫を提案できる、設計力や施工力のある住宅会社を選ぶことが大切です。

旗竿地については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

コツ②古い家付きの土地を狙う

更地の100坪を探すのは難しくても、古家付き土地なら100坪以上の物件が見つかる可能性があります。

昔の家は世帯人数が多かった背景から、広い土地に大きな家を建てていたため、福山市内でも100坪の古家付き土地が見つかる可能性が高いです。

古家付き土地とは、資産価値がない家が建っている土地のことで、「土地」として売り出されているものになります。

古家付き土地は、周辺の土地の相場価格より安く売りだされているケースが多く、家をリフォームしたり解体したりして新しく建て直せば、広い土地をお得に手に入れられる可能性があります。

ただし、古家付き土地の購入にはリスクもあるため、まずは信頼できる住宅の専門家に相談するのがよいでしょう。

古家付き土地の購入リスクについては、次の見出しで詳しく解説しています。

古家付きの土地を購入する際に覚悟すべき5つのリスク

古家付き土地は、買主側が古家を解体する必要があるため、相場よりも安く土地を購入できるメリットがあります。

しかし、安さだけに捉われてしまうと、後悔する可能性が高いです。

古家付きの土地を購入する際に覚悟すべきリスクについて詳しく見てみましょう。

リスク①隣地境界でトラブルになるケースがある

隣地境界とは、購入を検討している土地と隣の土地との境界線です。

現在は土地の境目を示す「境界票」が、コンクリート杭や金属杭など劣化しにくく、目立ちやすいものが設置されています。

しかし、昔は木や石などが利用されていたこともあり、朽ちてしまって曖昧になっているケースが少なくありません。

「境界票」が不明の場合は、土地家屋調査士に依頼して境界線を明確にする必要がありますが、これには隣地所有者の協力が必要になります。

売り出し中の古家付き土地が、以前から隣地所有者との間で土地の境界線においてトラブルになっていると、境界線の確定に非協力的となる可能性があるので注意が必要です。

隣地境界については、ぜひこちらの記事もご覧ください。

リスク②近隣トラブルが隠れていることもある

古家付き土地では、周辺は長くその土地に住んでいる方たちで、すでにコミュニティが形成されているケースがあります。

土地を売る理由は人それぞれなので、土地自体に問題はないものの、近隣との折り合いが悪く売りに出している可能性もあるでしょう。

もちろん、こうしたリスクは古家付き土地の購入に限った話ではありませんし、騒音やゴミ出しなどの近隣住民のマナーについては、住んでみるまでなかなかわかりません。

とはいえ、比較的子育て世帯などの同世代が集まりやすい分譲地に対して、古家付き土地はすでにある程度のコミュニティが形成されているケースがほとんどです。

あらかじめ、地域柄をリサーチしておくと安心でしょう。

リスク③解体費用がかさむ可能性がある

古家付き土地の購入では、基本的に家屋(建物)の解体費用は買主が負担することになります。

解体費用は家の大きさや立地などによって異なりますが、延床40坪以下の戸建て150〜250万円ぐらいが相場です。

鉄骨、鉄筋コンクリートなど、住宅のつくりによっても費用は変わるので注意しましょう。

そのため、こうした解体費用は古家付き土地を購入するにあたり、必ず用意しなくてはいけませんが、古家を壊したときに地中障害物が見つかることがあります。

地中障害物とは、土地に埋まっている不要物全般を指すもので、次のようなものがあります。

  • 瓦や木片、鉄くず
  • 金属くず
  • タイヤ
  • 井戸や浄化槽

解体工事中に地中障害物が見つかった場合、地中埋設物調査や撤去費用を売主・買主のどちらが負担するのか、契約時に決めておく必要があります。

地中障害物の調査や撤去には数十万〜数百万円の費用がかかり、新築の完成までに大幅な時間のロスが考えられます。

地中障害物が隣地の建物の基礎の越境であったり、共有共用の排水管などの場合では、勝手に撤去することができないので注意してください。

リスク④地盤の改良や土地の修繕費がかかる可能性がある

古いとはいえすでに家が建っている土地なのだから、地盤の改良は必要ないと考えてしまいますよね。

しかし2000年(平成12年)の建築基準法の改正以前に建てられた家は、地盤調査が義務ではありませんでした。

つまり、地盤の強度が必ずしも十分とはいえないのです。

また、地盤調査は古家の解体後、更地の状態で行われるので、古家が建っている状態では地盤調査は基本的に行えません。

古家付き土地を購入して、古い家を解体した後に地盤調査をしたら、地盤改良や土地の修繕が必要になる可能性もあることを覚えておきましょう。

土地の広さや工事の内容などによって費用は異なりますが、広い土地であれば、その分コストもかかるので注意が必要です。

リスク⑤リフォーム費用がかさむ可能性がある

古家は現代の新耐震基準に満たない建物である可能性が高く、耐震補強の工事が必要になります。

単に壁や床を綺麗にしたり、新しいキッチンやお風呂を入れればよいというわけではなく、断熱性や気密性を高めるための工事が必要になるケースが多いです。

さらに、長く人が住んでいなかった場合では、電気配線や水道管の老朽化が懸念され、引き直しや交換が必要となる可能性もあります。

解体して建て直すよりもリフォームのほうが安く済むだろう、と安易に考えてしまうと、結果的に新築を建てるのと変わらないくらいになってしまう可能性があるので注意が必要です。

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418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

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まとめ

この記事では、福山市で100坪以上の戸建て用の土地を探すときのコツを解説しました。

最後に大事な点をまとめます。

  • 分譲地は50~60坪が基本であり、広すぎる土地は売れないため、そもそも市場に出回りにくい
  • 福山市で広い土地を探すときは、古家付き土地や特殊な条件の土地を含めて検討する
  • 古家付き土地は隣地境界や近隣トラブルに気を付ける
  • 古家付き土地は土地改良費用やリフォーム費用がかさむ可能性がある
  • 古家付き土地から地中障害物が出た場合、売主と買主のどちらが撤去するかを明確に決めておく

新築の家は分譲地や更地に建てるという固定概念を捨て、古家付き土地の家を解体して建てると考えると、土地選びの選択肢が広がります。

古家付き土地を購入する場合は、事前にリスクを踏まえて十分な対策を講じておくことが大事です。

参考
(※)国土交通省 住生活基本計画における「水準」について
(※)厚生労働省 2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況
(※)広島県 都市計画税の課税のしくみ
(※)住宅金融支援機構 フラット35利用者調査2024

http://www.jhf.go.jp/

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