こんにちは、ゆうすけです。
今回は「福山市で平屋を建てるときのポイント」について解説します。
「平屋」と聞くと、すこし昔の日本家屋をイメージする方もいるでしょう。
しかし近年ではおしゃれな平屋も増えており、ここ数年で平屋が再注目されるようになっています。
そこで今回は「福山市でこれから家を建てる方」向けに、おしゃれな平屋を建てるポイントについて解説します。
こちらの記事を読むことで、次のようなことが分かります。
なお、この記事は福山市の家づくりを解説する「福山市で注文住宅を建てる方へ!住宅会社選びのポイント解説」の一連記事です。
福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。
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目次
福山市で平屋を新築するときの3つの注意点
「なんとなく平屋のほうが安くて暮らしやすそう!」と思っている方もいるでしょう。
しかし、実際に快適な平屋暮らしを実現するには、二階建てよりもさまざまなポイントに注意しなければいけません。
福山市でこれから家を建てようと考えている方は、家づくりを始めるまえに次の3つの注意点を押さえておきましょう。
福山市で平屋を新築するときの3つの注意点
注意点①平屋の住宅展示場・モデルハウスはまだまだ少ない
平屋を建てるときの1つ目の注意点は「平屋の住宅展示場やモデルハウスが少ない」ことです。
2000年代以降、全国的に平屋ブームが叫ばれるようになってきました。
実際に平屋の着工棟数は年々増えており、新設着工戸数に占める割合も約1割にまで伸びています。
しかし福山市市街地では、平屋の新築住宅は目にする機会はまだまだ少ないのではないでしょうか?
そこには、人口密度や風土が関係しています。
たとえば、都道府県別に平屋住宅の割合を見てみると、人口密度が高い大都市やその近郊では平屋の割合が低いです。
このように平屋の需要は地域によってバラつきがあり、福山市をはじめとする広島県ではまだまだそのニーズが大きくありません。
そのため、「平屋を建てる人向けの住宅展示場やモデルハウスの数が少ない」のが現状です。
では平屋のモデルハウスが少ないことは何が問題なのでしょうか?
それは、家づくりの選択肢が狭まってしまうことです。
家づくりは自分たちの予算と実現したい目標をすり合わせて、理想を形にしていくものです。
ローコストで早く安く家を建てたい人もいれば、高性能で長く快適な暮らしを実現したい方もいるでしょう。
しかし平屋で家を建てようと考えてみると、数少ないモデルハウスしか見学できず、少ない選択肢のなかから、住宅会社を決めてしまうことになるのです。
もちろん平屋のモデルハウスを建てていない地元工務店でも、二階建てと同じように平屋の設計・施工に対応してくれることが多いです。
なので、住宅展示場やモデルハウスだけを見学して、その場で住宅会社を即決しないようにしましょう。
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注意点②平屋は割高で広い家には向かない
平屋を建てるときの2つ目の注意点は「平屋は二階建てよりも割高で、広い家には向かない」ということです。
「平屋は二階建てよりも安いはず」となんとなくのイメージを持たれている方もいますが、実際には平屋は二階建てよりも割高です。
たとえば、同程度の床面積・住宅性能・住宅設備を備えた平屋と二階建てをくらべると、明らかに平屋は二階建てよりも建築価格が高くなります。
なぜならば、屋根や基礎の面積が単純に2倍になり、広い土地が必要になるからです。
さらに平屋は家が大きくなるほど、建物中央の日当たりや風通しの問題が起きやすくなります。
このように平屋は広い間取りの家にはあまり向かない住宅であることを理解しておかなければいけません。
注意点③快適な平屋暮らしをするなら高性能が必須
平屋を建てるときの3つ目の注意点は「平屋で快適な暮らしを実現するなら高性能が必須になる」ことです。
たとえば、家の快適性を大きく左右する「室温・湿度」について考えてみましょう。
夏場に温められた室内の空気は、上昇して天井近くに溜まっていきます。
このとき、平屋は二階建てとくらべて、温められた空気が近くにあるため、暑さを感じやすくなります。
また冬場になると、1階の床面積の大きい平屋ほど地面から冷気が伝わりやすくなります。
そのほかにも二階建てと平屋をくらべると、平屋の方がトイレやお風呂などの生活音が個室まで聞こえやすくなります。
このように、室温や湿度、生活音などの環境要素が、二階建てよりも平屋でストレスを与えやすくなるのです。
なので、平屋で快適な暮らしを実現したい方は、二階建ての家づくりよりもさらに住宅性能にこだわりをもつことをおすすめします。
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福山市に建てる平屋20坪・25坪・30坪の実例
平屋を建てる場合、検討する家の広さはおよそ20坪~30坪であることが多いでしょう。
ここでは福山市で平屋を建てるとき、20坪・25坪・30坪の間取りや土地の広さについて見ていきましょう。
福山市に建てる平屋20坪の実例
こちらは、延床面積20坪で建てられる平屋の間取りの一例です。
延床20坪の場合、家族2~3人が快適に暮らせる2LDKの間取りを計画することができます。
LDKはおよそ15帖で、2~3人掛けのリビングソファや4人掛けのダイニングテーブルを配置することができます。
またおよそ6帖前後の居室を2部屋用意できるので、1つを主寝室、1つを子供部屋にすれば、子どもが巣立ったあとは、夫婦別々の部屋を確保することができます。
福山市で20坪前後の平屋を建てる場合、建ぺい率を60%とすると、土地の広さは34坪(110㎡)程度必要になります。
ただし、34坪の土地に20坪の平屋を建てられたとしても、周辺に高い建物が多い場合には日当たりや風通しの問題が発生しやすいので、周辺環境に注意が必要です。
福山市に建てる平屋25坪の実例
こちらは、延床面積25坪で建てられる平屋の間取りの一例です。
25坪の広さがある場合、家族3人~4人が無理なく暮らせる3LDKの間取りを計画することができます。
LDKの広さはおよそ18帖~20帖で、アイランドキッチン・ダイニングテーブル・リビングを縦につなげたようなレイアウトにも対応できます。
また6帖程度の居室を3つ確保して、夫婦別々の部屋+子供部屋を用意することができます。
子供が巣立ったあとは、子供部屋をゲストルームにしたり、和室に変更するなどして老後の夫婦生活をより快適に過ごすことができます。
福山市で25坪前後の平屋を建てる場合、建ぺい率60%とすると、土地の広さはおよそ42坪(140㎡)が必要になります。
福山市に建てる平屋30坪の実例
こちらは、延床面積30坪で建てられる平屋の間取りの一例です。
30坪の平屋では、家族3人~4人がゆとりを持って、お互いにストレスなく暮らすことができます。
LDKの広さはおよそ20帖~22帖で、大きめのソファや6人掛けのダイニングテーブルを配置することができます。
また7帖~8帖前後の居室を3つ確保して、兄妹や姉妹にそれぞれの子供部屋を用意することもできるでしょう。
ただし、30坪以上の広さになる場合には、家の中央部分の日当たりや風通しに問題が起きやすくなるため、採光計画や換気計画をしっかりと行う必要があります。
福山市で延床30坪前後の平屋を建てる場合、建ぺい率を60%とすると、土地の広さは50坪(165㎡)が必要になります。
一般的な分譲地はおよそ50坪前後の広さがあるため、延床30坪の平屋でも建築許可を取ることは難しくないでしょう。
ただし、北入り道路で真南に2階建ての隣家がある敷地では、建物のセットバックがむずかしいため、平屋をおすすめできない場合があります。
※セットバックとは・・・敷地や建物を道路や隣地などの境界線から離す(後退させる)こと
福山市で平屋を建てるための土地購入を行う場合には、工務店やハウスメーカーなどに相談しながら計画を進めることをおすすめします。
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福山市で小さな平屋を建てるときの相場価格
福山市で小さな平屋(20坪~30坪)を建てる場合、住宅本体の相場価格は1500万円~2000万円になります。
このとき、坪単価は50万円~70万円程度が目安になるでしょう。
たとえばローコストメーカー・地元工務店・ハウスメーカーの平均的な坪単価を比べてみると、次のような価格帯の違いがあります。
住宅会社別の平均的な坪単価
・ローコストメーカーの平屋:坪単価30万円~50万円前後
・地元工務店の平屋:坪単価50万円~70万円前後
・大手ハウスメーカーの平屋:坪単価70万円~90万円前後
ただし、坪単価の定義は住宅会社によってバラバラで、どんなコストを含めて計算するのかによって大きく数値が分かります。
なので、坪単価だけで住宅会社の良し悪しを比較することはできません。
そして福山市には、ローコストメーカーや地元工務店、大手ハウスメーカーとさまざまな住宅会社があります。
どんな住宅会社で家を建てるとしても、そこにはメリット・デメリットがあります。
メリットばかりを伝えてくる聞こえの良い営業マンではなく、デメリットを誠実に伝えてくれる営業マンや設計士を味方につけて、不安や後悔のない家づくりを行いましょう。
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福山市で平屋を建てるときの住宅会社選びのポイント
福山市でこれから平屋を建てる住宅会社を選ぶとき、次のようなポイントに注意しておきましょう。
福山市の平屋をローコストメーカーで建てるときの注意点
- 大きな窓をたくさん配置しないこと
- プライバシーや防犯を確保できる外構を計画すること
- 収納力がある間取りにすること
福山市の平屋を大手ハウスメーカーで建てるときの注意点
- 予算オーバーしないように資金計画・管理をすること
- アフターフォローがしっかりしている会社を選ぶこと
福山市の平屋を地元工務店で建てるときの注意点
- デザイン提案がしっかりしている会社を選ぶこと
- スピード感をもって家づくりができる会社を選ぶこと
福山市の平屋をローコストメーカーで建てるときの注意点
- 大きな窓をたくさん配置しないこと
- プライバシーや防犯を確保できる外構を計画すること
- 収納力がある間取りにすること
福山市のローコストメーカーで平屋を建てる場合には、大きな窓をたくさん配置しないようにしましょう。
ローコストメーカーの場合、断熱性能や気密性能の高さを売りにしていないことが多いですが、平屋で快適に暮らしたいのであれば、必要最低限の断熱・気密を確保するようにしましょう。
特に窓サッシは熱が逃げやすく、入りやすい場所なので、窓の大きさや配置に注意しましょう。
また大きな窓を道路面に向けた間取りにもかかわらず、外構計画が行われていない場合には、道路から家のなかが丸見えになってしまい、防犯やプライバシーの問題が起きやすいです。
なので、ローコストメーカーで平屋を建てる場合には「窓」に注意して、会社選びをしましょう。
福山市の平屋を大手ハウスメーカーで建てるときの注意点
- 予算オーバーしないように資金計画・管理をすること
- アフターフォローがしっかりしている会社を選ぶこと
福山市の大手ハウスメーカーで平屋を建てる場合には、予算管理とアフターフォローがしっかりしている会社を選ぶことをおすすめします。
平屋の家づくりは土地選びがむずかしい上に、特殊な土地形状に合わせて間取りを少し変更するだけでも、基礎や屋根のコストが跳ね上がりやすいです。
またアフターメンテナンスがしにくい家を建ててしまうと、メンテナンスするたびに家にかけるコストが高くなっていきます。
なので、予算管理がしっかりしている・アフターフォローがある(アフターメンテナンスがしやすい)住宅会社を選ぶことをおすすめします。
福山市の平屋を地元工務店で建てるときの注意点
- デザイン提案がしっかりしている会社を選ぶこと
- スピード感をもって家づくりができる会社を選ぶこと
福山市の地元工務店で平屋を建てる場合、デザイン提案とスピード感がある会社を選ぶことをおすすめします。
平屋はデザインひとつで、おしゃれにも、古臭くも見える建物です。
特に地元工務店は、設計士によってデザイン性の高さが大きく左右されるので、設計力のある工務店を選ぶことが大切です。
またいくらデザインが良くても提案に時間がかかる工務店に依頼してしまうと、家を建てるまでに時間がかかりすぎるので、スピードとデザインのバランスにも注意が必要です。
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広島県福山市で平屋を新築するなら昇高建設へ
昇高建設は、広島県福山市の家づくりをサポートする住宅会社です。
これまで地域の方々のたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。
昇高建設では、住宅・家具・外構を含めたトータル提案を行っており、住宅に関しては高気密・高断熱・高耐震の注文住宅の設計・施工を行っています。
また現在、福山市にて最新モデルハウスを公開しており、ご来場いただいた方には土地探しや資金計画のサポートも行っております。
福山市でこれから平屋を新築したい方は、ぜひ昇高建設までお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は「福山市で平屋を建てるときのポイント」について解説しました。
こちらの記事をかんたんにまとめます。
福山市で平屋を新築するときの3つの注意点
- ①平屋の住宅展示場・モデルハウスはまだまだ少ない
- ②平屋は割高で広い家には向かない
- ③快適な平屋暮らしをするなら高性能が必須
福山市で小さな平屋を建てるときの相場価格や坪単価
住宅本体の相場価格は1500万円~2000万円(20坪~30坪)
住宅会社ごとの平均的な坪単価相場
- ローコストメーカーの平屋:坪単価30万円~50万円前後
- 地元工務店の平屋:坪単価50万円~70万円前後
- 大手ハウスメーカーの平屋:坪単価70万円~90万円前後
福山市の平屋をローコストメーカーで建てるときの注意点
- 大きな窓をたくさん配置しないこと
- プライバシーや防犯を確保できる外構を計画すること
- 収納力がある間取りにすること
福山市の平屋を大手ハウスメーカーで建てるときの注意点
- 予算オーバーしないように資金計画・管理をすること
- アフターフォローがしっかりしている会社を選ぶこと
福山市の平屋を地元工務店で建てるときの注意点
- デザイン提案がしっかりしている会社を選ぶこと
- スピード感をもって家づくりができる会社を選ぶこと
福山市で家づくりにお困りの方へ
この記事は福山市の家づくりを解説する「福山市で注文住宅を建てる方へ!住宅会社選びのポイント解説」の一連記事です。
福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。
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