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注文住宅のキッチンの床は、掃除やメンテナンスのしやすさからフロアタイルを検討する方も多いですよね。
一方で、「どこまで貼ったらいいのだろう?」「リビングとのつながりはどうすればいいのか…」と悩みがちです。
そこで今回は、キッチンの床にフロアタイルを貼る際の貼り分け方やデザインの考え方を、CGを使ってわかりやすく解説します。
最後まで読んでいただければ、機能性とおしゃれさを両立した、自分たちに最適な貼り分けパターンが具体的にイメージできるようになりますよ。

LDKの床は、すべて同じ素材で統一したほうが広く、おしゃれに見えます。
そのため、「そもそもキッチンだけフロアタイルにしてもいいの?」と悩む方も多いポイントです。
フロアタイルには、キッチンに適したメリットがある一方で、空間の見え方や使い心地に関わるデメリットもありますよ。
あらかじめメリット・デメリットを理解しておくことで、自分たちに合った選択ができ、後悔のない選択につながります。
ここではまず、キッチンの床にフロアタイルを貼るメリット・デメリットを整理していきましょう。
床の色決めで失敗したくない方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

水や油汚れが飛び散りやすいキッチンでは、フロアタイルにすることで汚れが染みこみにくくなり、サッと拭くだけできれいな状態を保てます。
フローリングの場合は、キッチンマットを敷いたり、ワックスやオイルで定期的なメンテナンスが必要になることもありますが、フロアタイルならそうした手間を減らせますね。
また、フロアタイルは、デザインやカラーのバリエーションが豊富なのも魅力です。
カフェ風に仕上げたり大理石調で高級感を出すなど、理想の空間を手軽に演出できます。
フロアタイルを貼ると、フローリングとの色や質感の違いが出るため、LDKに一体感が出にくくなります。
「ここからここまでがキッチン、ここからはリビング」といったように、空間がはっきりと区切られた印象になる点は、好みが分かれるポイントですね。
また、フロアタイルはフローリングに比べて熱を伝えやすく、素足で歩くと冷たく感じやすい素材です。
さらに硬さがあるため、長時間の立ち作業では足腰への負担を感じることもあります。
フロアタイルのデメリットを踏まえたうえで、貼り分け方やデザインを工夫しながら上手に取り入れていきましょう。

現在はキッチンが独立した間取りではなく、LDKをひとつの空間とした間取りが人気です。
LDKのキッチンの床にフロアタイルを貼る範囲は、以下の4つのパターンから考えると、自分たちの生活に合った最適解を導きやすくなります。
それぞれを詳しく見てみましょう。

1つめは、キッチンの内側のみにフロアタイルを貼るパターンです。
汚れやすいキッチン部分だけをフロアタイルにすることで、コストを抑えながらメンテナンス性を確保できます。
フローリング部分も多く残るため、LDK全体の統一感や木の温もりを保ちやすいのが特徴ですね。
ただし、アイランドキッチンやカウンターキッチンの場合は、キッチンの外側にも水や油がはねやすく、カバー範囲が不足する可能性がある点に注意が必要です。

2つめは、キッチンの内側に加えて腰壁まわりにもフロアタイルを貼るパターンです。
調理中や食器洗いの際に発生する水ハネ・油汚れをしっかりカバーできるため、実用性を重視する方に適していますよ。

「掃除のしやすさを優先したい」「家族みんなでキッチンを使う」という場合におすすめの貼り方です。
一方で、間取りによってはフロアタイルとフローリングの切り替え部分が目立ちやすくなることもあるため、境目の位置やラインの取り方には注意しましょう。
3つめは、キッチンからダイニングまでフロアタイルを貼るパターンです。

キッチンの水や油はねの汚れを防ぐのはもちろん、食事中の食べこぼしや飲みこぼしにも対応できるので、とくに小さいお子さんがいるご家庭ではメリットを感じやすいでしょう。
また、「キッチン・ダイニング」と、家族でくつろぐ「リビング」が明確になるので、違和感のない切り替えがしやすいのも特徴ですよ。
4つめは、LDK全体にフロアタイルを貼るパターンです。
空間全体をフロアタイルで統一することで、汚れやすい範囲をすべてカバーでき、日々の掃除がしやすくなります。

また、素材感を揃えることで、カフェ風やホテルライクなスタイリッシュな空間を演出しやすい点も魅力ですね。
「掃除のしやすさを最優先したい」「デザイン重視で統一感を出したい」という方に向いています。
ただし、フロアタイルは冷たさや硬さを感じやすいため、リビングで床に座ったり寝転がることが多い場合には不向きといえるでしょう。

LDKのすべてにフロアタイルを貼る場合を除き、どこかにフローリングとの切り替え部分が生まれますよね。
フロアタイルは貼り分けてもバランスを取りやすい素材ですが、切り替え方によっては違和感が出やすいのも事実です。
そこでここでは、見た目に違和感が出ない切り替え方のポイントを3つ解説します。
フロアタイルを貼る場合は、切り替え位置を壁や間取りの「区切り」に合わせましょう。
LDKはひとつの空間ですが、実際にはリビング・ダイニング・キッチンと役割ごとに分かれているため、その境界に合わせて切り替えるのがポイントですよ。
たとえば、キッチンとダイニングの境界に合わせて床材を切り替えることで、空間の区切りが明確になり、無理なくつながりのある仕上がりになります。

もともとある区切りに沿って計画することで、空間全体が整理され、すっきりとした印象に仕上がります。
フロアタイルは基本的には壁や間取りのラインに合わせて切り替えると空間にまとまりがでますが、それだけで必ずしもきれいに収まるとは限りません。
たとえば、畳スペースの木とフローリングの間にフロアタイルが入り込むような形になると、木目の流れが途切れて素材同士のつながりが弱くなり、違和感が生まれやすくなります。

切り替え自体は壁に沿っていても、複数の素材にまたがることで不自然な見え方になるケースもあるので注意しましょう。
フロアタイルを貼る際は、「どこ区切るか」だけでなく、「どの素材がどのようにつながるか」まで含めて確認することが大切です。
フローリングとフロアタイルのように、異なる素材を床に使う場合は、段差や隙間を解消するために見切り材を使います。
見切り材を使うことによって、境目が美しく仕上がり、なおかつ端がめくれて転倒するリスクを防いでくれますよ。
見切り材には木製・樹脂製・金属製などがあり、フローリングとフロアタイルのどちらにもなじむ素材と色を選ぶと自然な仕上がりになり、空間の統一感を損ねません。
見切り材まで含めて選ぶことで、仕上がりの完成度が大きく変わるため、細部まで意識して選びましょう。

キッチンは床や扉面、天板など面積が大きい部分以外にも、家電や小物が多い場所のため、さまざまな色で溢れやすい場所です。
そのため、フロアタイルを含めて空間全体の色数を絞ることを意識すると、すっきりとした印象に仕上がりますよ。
また、キッチンだけで考えるのではなく、リビングとトーンを揃えた上で、「なじませる」のか「あえてアクセントにする」かの方向性を決めてみましょう。
LDKの床は必ずしも同一である必要はなく、「キッチンのみ」「キッチン・ダイニングとリビングを分ける」といった切り替えでも、全体的な統一感を損なうことなく仕上げることができます。
おしゃれなキッチン腰壁を作りたい方向けに、こちらの記事では高さや素材による見え方の違いを、こちらの記事ではタイル貼りでおしゃれに仕上げるコツを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事では、キッチンの床にフロアタイルを貼る範囲やデザインについて、CGをもとに解説しました。
最後に重要なポイントをまとめます。
キッチンのフロアタイルの範囲をなんとなくで決めてしまうと、見た目の違和感だけでなく、使い勝手にも影響します。
今回ご紹介した内容を参考に、「おしゃれさ」と「使いやすさ」のバランスを意識しながら、自分たちにとって最適なかたちを見つけてみてください。
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