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隣地境界とは?隣人トラブルを防ぐ境界ブロックの積み方 (広島県福山市版)

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(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)

  • 隣地境界とは?
  • 隣人トラブルはできたら避けたい!
  • 隣地境界ブロックの正しい設置方法とは?

家を建てる前の土地探しの段階から、ご近所付き合いに不安を抱える方もいますよね。

新築を建てるときに隣人トラブルの種になりがちなのが、隣地境界です。

「その塀、越境してませんか?」とお隣さんと揉めないために、まずは、隣地境界について理解しておくことが大事ですよ。

この記事では、隣地境界や境界ブロックの積み方などを詳しく紹介します。

隣地境界についてしっかりと理解し、子どもや孫世代まで豊かに暮らせる家づくりをはじめましょう。

目次

隣地境界とは?

隣地境界とは、自分の土地と隣の土地の境です。

土地の四角に「境界標」という目印を設置して境目を明確にします。

それぞれの土地に、このようなピンや杭があるはずなので、ぜひ確認してみてください。

境界標の左前と左後ろ、左後ろと右後ろ、右後ろと右前をそれぞれ結んだところが「境界線」です。

ちなみに上の写真の土地の場合、左前と右前の境界標を結んだところは道路境界線と言います。

実際に境界線という目に見える線はありませんが、境界標が設置されていれば隣地の境界ははっきりしますよ。

ですが、境界標がない土地はどうするのでしょうか。

ここからは、境界標のつけ方や境界線の確認方法について紹介します。

現在土地探しをしている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

境界標は誰が決めるの?

境界標を決めるのは、国家資格の土家屋調査士です。

土地家屋調査士は、現況調査や測量などを経て、隣地の持主全員の立ち合いや合意を得、境界標をつけます。

不動産屋から分譲地を購入すると、境界標がついていることもありますが、民家を崩して建て替えるときはついてないこともあります。

境界標をつけるタイミングは土地の持主によって違いますが、境界標の位置を自分で勝手に決めることはできません。

隣地境界線の確認方法は?

隣地境界線の確認には以下の3つの方法があります。

  • 法務局で地積測量図を取る
  • 測量会社に測量を依頼する
  • 筆界特定制度を活用する

地積測量図とは、簡単に言うと、測量結果がまとめられている図のことです。

最寄りの法務局で誰でも数百円で取得できるので、1番コストがかかりません。

ただし、測量図が古いと信用度が低く、測量図がない土地もあるので注意しましょう。

新たに測量するとなると、隣地の持主と隣接道路の管理者の立会が必要で、費用も高く確定まで3カ月ぐらいかかります。

測量の立会いをしてもらえない、揉めているとなると、筆界特定制度が利用できます。

こちらも測量が必要な場合は高額で、半年から1年以上かかるケースもあるので注意が必要ですよ。

なぜ隣地境界があっても揉める?隣人トラブルの3つの原因

隣地との境界線がなければ、どこまでが自分の土地か分からないためお隣と揉めるのは当然ですよね。

ですが、境界標があり隣地との境界がはっきりしてるのに揉めるのはなぜでしょうか。

ここでは、隣地境界があっても起きてしまう隣人トラブルの原因を紹介します。

原因①世代交代で約束がわからなくなる

何より、年数が経つと暮らす人が世代交代することが隣人トラブルの原因になります。

先代がどんな約束で境界ブロックを置いたのかが、分からなくなるからです。

昔の家は、隣地境界の中央に境界ブロックを置いていました。

お隣同士が話し合い合意の上で折半して設置するので、建てた当初は問題は起こりません。

ですが年月が経過し世代交代した後に、「ブロック塀が倒れそうだから修理したいけどお隣の許可がないから直せない」「そもそも何で家が全額負担するの?」とトラブルが起きやすくなるのです。

相続や贈与などでも、境界ブロックが「どちらのもの?」「そっちの端までがうちの土地?」と、揉め事が起きてしまいます。

隣地境界や境界ブロックに関する決めごとは自分さえ分かっていれば良いと考えずに、世代をまたいでも揉めないようにしておくことが大事です。

「大げさ」「お隣さんを疑うようで嫌」と考えてしまいますが、子どもや孫世代も豊かに暮らしていけるよう、契約書など法的効力が認められる形にしておくと安心ですね。

原因②越境しているものがある

境界ブロックや境界フェンスが傾くなどの越境も、トラブルの原因になります。

他にもフェンス代わりの植木がお隣に向けて育ったり、倉庫が少しはみ出していたりすれば、故意にやった訳で無くても、お隣からのクレームを受けてしまいます。

日頃から「越境していないか」と気をつけていれば、お隣に言われる前に対策でき、お互いに嫌な思いをしなくてすむでしょう。

原因③許可なく隣のブロックを利用する

お隣の境界ブロックを勝手に利用することも、隣人トラブルの原因です。

後から家を建てるときは、隣地との境界にはすでにお隣が積んだ境界ブロックがあるケースがほとんどです。

もちろん、この境界ブロックはお隣が自分の敷地内に作ったものですね。

「ちょうど良いブロックがあるから利用しよう」と、許可も取らずに使ってはいけません。

境界ブロックは相手の敷地内に建っているので、勝手に土やコンクリートをあててしまうと、土やコンクリートが越境していることになりトラブルになる可能性が高くなりますよ。

また、今の時点ではお隣の許可を得て利用させてもらっても、年月が経てば状況が変わりトラブルを招く恐れもあります。

隣の境界ブロックに何かが触れてしまうときは必ずお隣の許可をとること、お隣の境界ブロックはお隣のもの、ということを忘れないように注意しましょう。

【4原則】隣人トラブルを回避する境界ブロックの置き方

お隣と良好な関係が築けないと、快適な暮らしを手に入れることは難しくなりますよね。

その土地で何十年も暮らしていくことを考えるなら、しっかりと費用もかけて境界ブロックを積むことをおすすめします。

ここでは、隣人トラブルを回避するための、境界ブロックの置き方を解説します。

原則①境界を確認し、すぐに境界ブロックを積む

境界ブロックは土地購入や家を建て替えを決め、隣地境界を確認した時点で境界ブロックを積んでおくことが大事です。

日を置いてしまうと「もっとこっちに寄っていたはず」などと、お隣の考えが変わってしまうこともあるからです。

こちらが「ここに決まってるのに」と主張すれば、言い争いになり収まりがつかず、関係がこじれてしまいます。

そうならないように、お互いが納得しているうちに境界ブロックを積んでおきましょう。

原則②先に家を建てる方が境界ブロックを積む

先ほど「すぐに境界ブロックを設置する」とお伝えしたように、お隣さんがいない場合でも、先に境界ブロックは積みましょう。

分譲地では敷地の土やコンクリートを留めるために、先に家を建てる方が境界ブロックを積むことが一般的です。

後でお隣の外構工事が始まっても支障がないように、しっかりした作りにしておくことが大事ですよ。

住宅会社によっては、ブロックよりコストが抑えられるゴムを引いて、土やコンクリートを留める提案をすることがあります。

ですが、ゴムではたゆんだり揺れたりして越境してしまう可能性が高いので、あまりおすすめはできません。

お隣がいない場合でも、コンクリートブロックなどで、しっかりと境界ブロックを積んでおくことが大切です。

原則③自分の敷地内に境界ブロックを積む

すぐに設置を決めたら、次にやるべきはどこに設置するかです。

隣人トラブルを防ぐためには、境界ブロックを自分の敷地内に積みましょう。

法律上の決まりはありませんが、お互いに自分の境界ブロックを積んでおく方が、揉め事は起こりにくくなります。

お隣もお隣の敷地内に境界ブロックを積む、隣地境界線をはさみ2列のブロックが並ぶイメージですね。

自分の土地に境界ブロックを積むことで「ここまでが自分の土地」「このブロックは自分が積んだもの」と、はっきり分かります。

また、修復が必要になっても自己判断で実施できるので、共用のブロックのように「話し合いで折り合いがつかない」こともありません。

たとえお隣が境界ブロックを積まないとしても、自分は必ず自分の敷地内に境界ブロックを設置しましょう。

原則④土地の3方に境界ブロックを積む

最後は自分の敷地内にどのように、境界ブロックを積むかです。

費用はかかりますが、隣地に触れる3方向すべてに境界ブロックを積んで、境界をはっきりさせておくことがトラブルを防ぐためには大切です。

ほとんどの土地では、道路に面した以外の3方は隣地と接しています。

土地の状況によっては、境界ブロックを積まなくても良いケースもあります。

たとえば、お隣の土地の方が高いときは擁壁があるので、擁壁の利用許可がもらえれば自分の境界ブロックは必要ないですね。

ですが、「先々まで揉めないように」と考えると、自分のブロックを積んでおく方が安心ですよ。

隣地境界に境界ブロックを積む際のポイント

隣地境界ブロックは、家づくりの最初に設置し1度積んだら何十年も使い続けるものです。

そのため、境界ブロックの耐久性や積み上げる高さを考えて設置する必要があります。

ここからは、境界ブロックを積む際のポイントを2つ紹介しますね。

ポイント①劣化の少ない材料を使う

境界ブロックの素材は、劣化が少なく強度の高いブロックを使いましょう。

コンクリートブロックにはさまざまな規格や種類があり、土台に向いているものだけでなく、強度が弱く壁には不向きなものや屋内用のものもあります。

強い日差しや雨風にさらされる境界ブロックに、耐久性の低いブロックを使ってしまうと、劣化が早く修繕の周期も早まりますよ。

また、ブロックの上にフェンスを付ける場合も、劣化しやすい材料を避けることで倒れる可能性も少なくなります。

境界ブロックやフェンスは、長く使えるようにするだけでなく、お隣に迷惑をかけないという意味でも、劣化が少なく耐久性のある材料を選ぶことが大事です。

ポイント②プロに相談して段数を決める

隣人トラブルに発展する可能性が高いので、何となくの感覚で自分で境界ブロックを積むのはおすすめできません。

どのようにブロックを積めばいいのか迷うなら、住宅会社や施工業者などプロと相談して決めましょう。

境界ブロックを「境界線ギリギリに積みたい」「4、5段積みたい」と希望する人もいますよね。

ですが隣人トラブルを防ぎたいなら、境界線から数センチ内側にブロックを積むのが正解です。

なぜなら、1段20㎝のブロックを5段手積みにすると、高さが出るので微妙に傾くことがあるからです。

境界ブロックが傾くことで、下が良くても上の方が越境してしまいます。

専門的には境界ブロックの段数は、何を重視するかを考えて決めます。

たとえば、建物の高さの基準を見て土がこぼれない高さや、フェンスをつけるために都合の良い高さです。

なかなか自分では判断するのは難しいので、住宅会社に相談しましょう。

プロのアドバイスがあれば失敗の確率も低く、適切な段数の境界ブロックが設置できます。

フェンスの設置を考えている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

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備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。

まとめ

この記事では、土地の隣地境界について紹介しました。

最後に簡単にまとめます。

  • 隣地境界は自分の土地と隣の土地の境、土地の四角の境界標が目印
  • 持主の世代交代で隣地境界が分からなくなるとトラブルになりがち
  • 境界からブロックや植木などが越境したり、隣のブロックに勝手に触れることもトラブルの原因
  • 境界ブロックは境界確認後すぐに積むと隣人トラブルを防げる
  • 境界ブロックは自分も隣人もお互いが別々に積むと隣人トラブルが防げる
  • 境界ブロックは住宅会社と相談すると適切に設置できる

隣地境界を明確にして、何事も自分の敷地内におさめることで隣人トラブルは防げます。

しっかりと隣地境界や境界ブロックについて住宅会社に相談して、建ててからの暮らしを守り続けられるよう対策していきましょう。

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