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新築住宅の手すりの高さの決め方!75cm・85cm・90cmの実例比較とデザイン性を高めるコツ

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(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)

  • 手すりの高さが合わないとどうなるの?
  • 新築住宅に最適な手すりの高さが知りたい!
  • 手すりをつけるとダサく見えそうで心配…

住宅の手すりは高齢者向けというイメージが強いかもしれませんが、実際は小さな子どもの転倒防止や、日々の動作を安全・快適にするためのサポートとして重要な役割があります。

最近の家づくりでは、若い世代でも「新築するなら手すりをつけたい」と考える人が増えていますよ。

一般的な手すりの高さは75cm~80cmが多いですが、いざ自分の家に設置するとなると、どの高さを選ぶべきか悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、新築の手すりで後悔しないために、高さの決め方やデザイン性の高い手すりの選び方について詳しく解説します。

実用的でおしゃれな手すりを設置するために、ぜひ参考にしてください。

目次

新築の手すりの高さを間違えると後悔する3つの理由

新築住宅に手すりをつけるのは、転倒防止や部屋移動のサポートなど、家族が安心して暮らせる住まいをつくるためです。

階段や浴室など、家の中には滑りやすく危険な場所もありますが、廊下やリビングなど日常的に歩く場所でも、壁に手すりを設けることで安全性が高まるでしょう。

ですが、手すりの高さが適切でないと使いづらくなり、後悔する可能性が高くなるので注意が必要です。

ここでは、新築の手すりの高さを間違えると後悔する3つの理由をわかりやすく解説します。

理由①本来の「支える・掴む」という役割を果たせなくなる

家の中の手すりには、体を支えたり、掴むことで日常動作を安全かつ楽にする役割があります。

自分に合わない高さの手すりを設置してしまうと、力が入りにくくなり、「支える・掴む」という手すり本来の役割を十分に発揮できません。

たとえば階段では、転倒を防ぐために手すりをしっかり掴み、体を預けながら昇り降りすることが重要です。

長い廊下でふらつきを防ぎたいときや、スキップフロアでつまずかないように体重をかけたい場面もありますよね。

ですが、こうした場面でも手すりの高さが合っていないと、力強く掴めず安心して体重をかけられません。

安定感がないため、かえって転倒のリスクが高まることもあるでしょう。

手すりの高さを間違えて後悔しないように、「体重を支えられるか」「しっかり掴めるか」という点を意識して高さを決めることが大切です。

理由②使うたびに姿勢が崩れて身体への負担が大きくなる

高さが合わない手すりを使い続けると、身体への負担が増えてしまうのも、手すりの高さで後悔する理由のひとつです。

手すりが低すぎると前かがみの姿勢になりやすく、膝や腰に余計な負担がかかります。

一方で手すりが高すぎると、肩が上がったり身体が反ったりして、不自然な姿勢になってしまうでしょう。

このような状態で手すりを使い続けると、気づかないうちに姿勢が崩れ、その積み重ねによって腕や肩・足腰への負担が蓄積していきます。

身体が疲れたりあちこちが痛くなるなど、体調不良の原因になることもあるでしょう。

手すりには、歩くときの姿勢を正しく保ったり、身体への負担を減らす役割もあります。

毎日使うものだからこそ、無理のない自然な姿勢で使える高さを選ぶことが重要です。

理由③住んでからの調整が難しくストレスが増える

住んでから手すりの高さを調整しにくい点も、後悔につながる大きな理由です。

取り付けた後に手すりが低すぎたり高すぎることに気がついても、簡単に位置を変えられず、使うたびにストレスを感じてしまうからです。

手すりは、十分な強度を確保するために、壁の下地が入っている場所にしか設置できません。

なので、「少しずらそう」と考えても、希望通りに取り付けられない可能性もありますよ。

また、手すりを一度外して付け直す場合は、壁の補修が必要になることも多く、新築したばかりの家に手を入れることへ抵抗を感じる人もいるでしょう。

さらに、手すりの再施工には追加費用がかかり、経済的な負担も増えてしまいます。

無駄なストレスや出費を避けるためにも、最初の段階で慎重に手すりの高さを決めることをおすすめします。

手すりの高さは何cmが最適?自分に合う手すりの高さを測る方法

手すりの高さは、一般的に75cm~80cmが目安とされていますが、身長や腕の長さ、姿勢によっても使いやすい手すりの高さが変わってきます。

たとえば、同じ身長の人同士でも、姿勢がいい人であれば80cmの手すりが使いやすい一方で、腰を痛めてまっすぐ立てない人にとっては高すぎて使いづらく感じることもありますよね。

みんながつけている高さだからといって、一般的な手すりの高さが自分に合っているとは限りません。

自分に合う手すりの高さを測る方法は、以下を参考にしてみてください。

  • 背筋を伸ばして立ち、両腕を自然に下げる
  • 床から「親指と人差し指の付け根」までの高さを測る
  • 測った高さに+5㎝する

腕を自然におろした際に、床から手の親指と人差し指の付け根までの高さに、5cmプラスした高さに手すりを設置すると、力が入り体が支えやすくなります。

新築時に手すりを設置する際は、上記の目安を参考にしながら、実際の使い方や身体の状態にあった高さを検討することが大切ですよ。

【実例比較】75cm・85cm・90cmの手すりの高さを検証

ここからは、実際に新築住宅に設置した高さ75cm・85cm・90cmの手すりを比較しながら、高さの違いによる使い勝手を見ていきましょう。

今回の実例は、身長175cmの男性が日常的に使用することを想定し、階段ではなくフロアに設置した、デザイン性にも配慮した手すりをもとにしています。

こちらの実例をもとに、自分の身長や使い方に合った手すりの高さを考えてみてくださいね。

高さ75cmの手すりの場合

高さ75cmの手すりは、身長175cmの男性にとっては、やや低めの位置になります。

手すりを使う際に前かがみになったり、軽くひざを曲げないと体重をかけにくく感じるでしょう。

しっかりと身体を支えるというよりは、動作を補助する役割が強い印象ですね。

高さ75cmの手すりは、身長が低めの方や、子どもがいるご家庭、小柄な家族が多いご家庭に向いていますよ。

段差が少なく、補助として手すりを設けたい場所にも適した高さと言えるでしょう。

高さ85cmの手すりの場合

高さ85cmの手すりは、自然な姿勢のまま力を入れやすく、身体をしっかり支えられる高さです。

今回の実例でも、もっとも安定感があり、使いやすい印象でした。

身長170~180cm前後の大人が中心に使うご家庭や、廊下など日常的に歩行をサポートしたい場所に適していますよ。

高さ85cmの手すりは、フロア用の手すりとしては、バランスの取れた高さといえます。

高さ90cmの手すりの場合

高さ90cmの手すりは、使いにくさを感じるほどではありませんが、高さがあるので体重を預けにくく、腕や肩がやや上がりやすい印象があります。

そのため、日常的に体重をしっかり預けて使う場合は高く感じることもあり、使用頻度や使い方を考えて選ぶことが大切です。

一方で、身長が高めな人や体格がしっかりしている大人には比較的使いやすく、相性のいい高さといえるでしょう。

デザイン性を重視して手すりを少し高めに取り付けたい場合や、軽く手を添える程度の補助的な使い方を想定するケースにも高さ90cmは適しています。

施工例でわかる! 手すりのデザイン性を損なわないための3つのコツ

新築住宅に手すりを設置したいと思っていても、「見た目がダサくなりそう」と不安に感じる方もいるでしょう。

実際、ただ手すりを取り付けるだけでは、空間の雰囲気に合わず、おしゃれな印象を損ねてしまうケースもあります。

一方で、住宅情報誌やSNSを見ると、手すりを取り入れながらも、洗練されたおしゃれな空間を実現している住まいはたくさんあります。

手すりは、周囲の家具や建具とのバランスを意識し、素材や色選びを工夫することで、空間に自然になじませることができますよ。

ここからは、施工例をもとに、手すりのデザイン性を損なわずに取り入れるための3つのコツを詳しく解説します。

コツ①手すりのラインを揃えて統一感を出す

手すりのデザイン性を損なわないためのひとつ目のコツは、手すりのラインを揃えることです。

周囲の家具や建具と手すりの高さがバラバラだと、空間に違和感が生まれ、どうしても雑然とした印象になってしまいます。

たとえば、キッチンカウンターや背面の収納カウンターが85cm、手すりが80cmと差があると、視線が上下に散らばり、すっきりとした印象になりません。

そこで、同じ配置のまますべての高さを85cmに揃えると、横のラインが綺麗につながり、空間全体がまとまった印象に変わります。

手すりの近くにあるアイテムと手すりの高さを揃えて統一感を出すことが、デザイン性を損なわずに手すりを設置するコツです。

コツ②手すりの高さを一本で通してシンプルに見せる

ふたつ目のコツは、床の高さが変わっても、手すりの高さを途中で変えずにつなげることです。

たとえば、玄関の土間を0cmとして、室内へ続く廊下の床が15cm上がっているケースを考えてみましょう。

一般的には、床の高さに合わせて手すりの高さも変えるため、土間と廊下の境目で手すりに約15cmの段差ができます。

すると、手すりの高さが変わる部分で視線が分断され、ごちゃついた印象になってしまいますね。

そこで、土間側では手すりの高さを90cm、床が15cm高くなる廊下側では75cmの位置に手すりを設け、玄関から廊下の奥まで手すりの高さを揃えてつなげます。

こうすることで、床の高さが変わっても視線が途切れず、シンプルで洗練された印象に仕上がりますよ。

とくに玄関まわりなど床の高さが変わる場所では、手すりの高さを一本で通して、空間をすっきり見せることを意識するといいでしょう。

こちらの記事では、玄関まわりを素敵に魅せるコツを紹介しているので、ぜひチェックしてください。

コツ③手すりにはシャープな素材を選ぶ

手すりのデザイン性を高めるなら、細くてシャープな素材を選ぶことがポイントです。

手すりは壁に連続して設置されるため、太さや素材感によって空間の印象が大きく左右されます。

住宅の手すりでよく使われる木製の丸棒の手すりは、手触りがよく室内になじみやすい反面、十分な強度を保つために太さがあり、どうしても野暮ったく見えてしまいますね。

一方、スチール製やアルミ製の手すりは、細くても強度が高く、すっきりとした印象に仕上げやすい素材です。

手すりは見た目だけでなく、実際に体重をかけて使う設備でもあります。

デザイン性と安全性のバランスを意識し、空間になじみながらもしっかり支えられる素材を選ぶことで、手すりをおしゃれに取り入れることができますよ。

老後・介護も見据えて!手すりの高さを決めるときに注意すべきこと

  • 手すりの役割を明確にする
  • 老後も視野に入れて将来の状況を考慮する
  • 誰がどんなシーンで使うのかを具体的に想定する

手すりは一度設置すると、高さを簡単に変更できません。

そのため、計画段階でしっかり検討しておくことが大切です。

身長によって使いやすい高さが違うのはもちろんですが、使う場所や目的によっても適切な高さが変わってきます。

また、若い世代の方にとっては、老後や介護のある暮らしを具体的にイメージしづらいこともありますよね。

今はちょうどいいと感じる高さで、年齢を重ねるにつれて使いづらくなり「もっと低くしておけばよかった」と後悔する可能性もありますよ。

現在の暮らしや使いやすさを大切にしながら、将来の生活スタイルの変化も見据えて手すりの高さを決めることが、後悔しない家づくりにつながります。

手すりの高さに迷ったら新築注文ブランド418BASEにご相談ください。

418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。

備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。

まとめ

この記事では、新築住宅の手すりの高さの決め方を解説してきました。

最後に簡単にまとめます。

  • 手すりの高さが合わないと、転倒のリスクが高まり、身体への負担も大きくなる
  • 手すりの適正な高さの目安は、直立した状態で腕をおろし、床から手の親指と人差し指の付け根までの高さに約5cm足した位置
  • 手すりは後から高さ調整がしにくいため、設計段階で最適な高さを検討することが重要
  • 周りのアイテムと高さを揃えたり、直線的に一本で通すことで、手すりがあっても統一感のある空間になる
  • シャープで強度のある素材を選ぶと、手すりがあっても洗練された雰囲気になる

手すりの高さは、一般的な目安だけで決めるのではなく、使う人の身長や実際の姿勢・使い方・将来の暮らしまでを考えて検討することが大切です。

この記事で紹介した目安や実例を参考にしながら、ご自身やご家族にとって無理がなく、安心して使える手すりの高さを検討してみてくださいね。

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