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福山市で地震に強い高耐震の家を建てるの3つのポイント

こんにちは、ゆうすけです。

今回は「福山市で高耐震の家を建てるときのポイント」について解説します。

世界全体の大規模地震のうち、約2割が日本周辺で発生しており、まさに日本は「地震大国」と言うべきでしょう。※1

この地震大国日本で、新築の一戸建て住宅を建てるならば、地震に強い家にしたいですよね。

そこで今回は「これから福山市で家を建てる方」向けに、地震に強い家づくりのポイントを解説します。

こちらの記事を読むことで、次のようなことが分かります。

なお、この記事は福山市の家づくりを解説する「福山市で注文住宅を建てる方へ!住宅会社選びのポイント解説」の一連記事です。

福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。

目次

福山市で地震に強い高耐震の家を建てる3つのポイント

福山市は温暖で比較的雨も少ない地域なので、住みやすい場所ですよね。

しかし、まれに起きる大規模な地震については「安心安全な地域」とは言い切れません。

たとえば、福山市南部には低地が広がっており、その大半は沖積層と呼ばれる軟弱な地盤です。※2

軟弱地盤の上に家を建てると、地震による被害に受けやすくなります。

なので、福山市の市街地で地震に強い家を建てるためには、次の3つのポイントを押さえておく必要があります。

  • ①地震に強い土地に家を建てる
  • ②耐震等級2・耐震等級3の家を建てる
  • ③気密性・防蟻性にすぐれた家を建てる

ポイント①地震に強い土地に家を建てる

地震の被害を受けにくい家づくりをしようと考える方の多くは、「住宅の耐震性をどうやってあげるのか」について考えがちです。

しかし大前提として、「地震に強い土地」でなければどれだけ頑丈な家を建てたとしても意味がありません。

たとえば、豆腐の上でレゴブロックを組み上げたときとコンクリートブロックの上にレゴブロックを組み上げたときでは、明らかに豆腐の上のレゴブロックの方が揺れが大きくなるでしょう。

このように、土地と建物は切ってもきりはなせない関係にあります。

なのでまずは、地震災害で被害を受けにくい土地選びことから始めましょう。

福山市でこれから土地探しをする方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

ポイント②耐震等級2・等級3の家を建てる

地震災害リスクが少ない土地を選ぶことができたら、その上に「地震に強い住宅」を建てましょう。

では地震に強い家とは、どのような家のことでしょうか?

なんとなく「木造は地震に弱い、鉄骨造は地震に強い!」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、実際には構造による耐震性能の違いはなく、どの構造でも正しく構造設計された住宅は地震に強い家と言えます。

このとき、住宅の耐震性能を判断する基準として「耐震等級」という指標があります。

耐震等級は等級1~等級3まで3つのグレードがあり、等級が上がるほど耐震性能が高くなります。

耐震等級1とは、建築基準法で定められている最低限の耐震性能で、「震度6強~7レベルの地震でも人命が守られる」ような強度を確保することができます。

ただし、人命を守ることができたとしても、地震によって家が破損し、建て替えを余儀なくされたり、大規模な修繕が必要になることもあります。

なので、福山市市街地で地震に強い家を建てるならば耐震等級2以上の家をおすすめします。

耐震等級2は、等級1(建築基準法レベル)と比べると、1.25倍の地震力に耐えられる強度があり、耐震等級3は等級1と比べて1.5倍の地震力に耐えられる強度があります。

耐震等級2は学校や病院など、災害時の避難場所として指定される建物に求められる強度レベルで、長期優良住宅でも等級2以上の耐震強度が求められます。

耐震等級3は災害時の救助活動の拠点となる消防署や警察署などの建物に用いられる強度レベルで、もっとも高い基準になります。

このように、住宅性能表示制度における「耐震等級」を用いることで、家の耐震性能が高いかどうかを判断することができます。

ポイント③気密性・防蟻性にすぐれた家を建てる

ここまでの話を踏まえて、地震災害リスクが少ない土地に、耐震性能が高い住宅を建てることができたとします。

しかし、高い耐震性能を長く維持するためには、家の気密性や防蟻性についても考えなければいけません。

たとえば、気密性が低い家では湿った空気や乾いた空気が建物のすきまから入ってくる「漏気」が起きることで、壁内結露が発生しやすくやります。

そして、壁内結露が起きることで、構造材の腐食やシロアリ被害のリスクを高めてしまいます。

その結果、新築時に耐震等級3レベルの耐震性能がある家でも、数十年後には地震によって倒壊や破損を起こしてしまう可能性があるのです。

つまり、地震に強い家を建てるだけでなく、地震に強い状態を長く維持するためには家の気密性能を高めて、防蟻処理する必要があるのです。

福山市で地震に強い家を建てる住宅会社選びのポイント

福山市でこれから家を建てる方のなかには、「どの住宅会社を選べばいいのか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。

ここまで述べたように、地震に強い家を建てる基本的な考え方は、次の3つのポイントでした。

  • 地震災害リスクが低い土地に建てる
  • 耐震等級2や等級3の家を建てる
  • 気密性や防蟻性にすぐれた家を建てる

このポイントを踏まえて、地震に強い家を建てるには次のような提案をしてもらえる住宅会社を選ぶことをおすすめします。

  • 構造計算で耐震等級3の設計を行ってくれる
  • 長期優良住宅制度の利用をサポートしてくれる
  • 土地探しや資金計画をサポートしてくれる

会社選び①構造計算で耐震等級3の設計を行ってくれる

前述したように、住宅の耐震性能は基本的に耐震等級で良し悪しを判断することができます。

しかし、この耐震等級の扱いについてすこし注意が必要です。

なぜならば、耐震等級の判定方法には、仕様規定・性能表示計算・構造計算の3つの判定方法があるからです。

このうち、最も多くの壁量が必要になるのは「構造計算による耐震等級3」です。

また「構造計算による耐震等級2」は、「性能表示計算による耐震等級3」よりも多くの壁量が求められ、その結果等級3よりも等級2の方が強度レベルが高くなるという逆転現象が起きています。※1

このように、耐震等級は、計算方法によって基準のバラつきがあります。

なので、福山市で地震に強い家を建てたい方は、「構造計算」を積極的に取り入れて、耐震性能高い家を提案してもらえる住宅会社を選ぶことをおすすめします。

会社選び②長期優良住宅制度を利用をサポートしてくれる

すでに述べたように、家の耐震性能を保つためには、構造材の腐食やシロアリ被害を減らすことが重要でした。

では具体的にどのような対策をすれば良いのでしょうか?

もっとも手軽で確実な方法は、長期優良住宅制度を利用することです。

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で仕様するための措置が、その構造およぼ設備に講じられた優良な住宅のことです。※2

長期優良住宅として認定されるには、「耐震等級2以上」「劣化対策等級3相当」「維持管理対策等級3相当」「断熱性能等級4相当」などのいくつかの基準をクリアしている必要があります。

また10年ごとの点検が義務づけられており、家の耐震性を高く維持することができます。

ただし長期優良住宅制度は、つなぎ融資額が高くなるなどの施主側にもデメリットがあるため、積極的に取り扱わない住宅会社も多いです。

ですが、福山市で地震に強い家に長く住み続けたいのであれば、長期優良住宅制度を利用することをおすすめします。

まずは福山市で長期優良住宅の家を建てられる住宅会社を探してみましょう。

手前味噌ですが、弊社では長期優良住宅+耐震等級3の家づくりを行っているので、お探しの方はぜひお気軽にご相談ください。

会社選び③土地探しや資金計画をサポートしてくれる

地震に強い家を建てるためには、土地探しや資金計画をサポートしてくれる住宅会社を選ぶことも大切です。

はじめて家づくりされる方の多くは、土地や建物に対する基礎的な知識がないため、地震災害リスクが少ない土地を探したり、家づくりの予算を適切に配分することが難しいでしょう。

そのため、専門的な知識を持ってアドバイスをくれる住宅会社の存在が重要になります。

たとえば福山市の場合、行政が積極的に都市のコンパクト化を進めており、市街化調整区域が年々広がっています。※7

市街化調整区域に家を建てる場合、さまざまなメリットとデメリットがあるため、安易に土地購入することはあまりおすすめできません。

このように、はじめての家づくりでは分からないことや不安に感じることが次々と出てくるので、住宅の設計や施工以外の部分もサポートしてくれる住宅会社を選ぶことをおすすめします。

広島県福山市で高耐震の注文住宅を建てるなら昇高建設へ

昇高建設は、広島県福山市の家づくりをサポートしている会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

昇高建設では、住宅・家具・外構でトータルバランスのとれた家づくりの提案を行っており、住宅に関しては高気密・高断熱・高耐震な注文住宅の設計・施工を行っています。

また現在、福山市にて最新モデルハウスを公開して、資金計画や土地探しのサポートを実施しています。

福山市で地震に強い家を建てたい方は、ぜひ昇高建設までお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は「福山市で地震に強い家づくりのポイント」について解説しました。

こちらの記事をかんたんにまとめます。

福山市で地震に強い高耐震の家を建てるときの3つのポイント

  • ①地震に強い土地に家を建てる
  • ②耐震等級2・耐震等級3の家を建てる
  • ③気密性・防蟻性にすぐれた家を建てる

福山市で災害に強い家を建てる住宅会社選びのポイント

  • 構造計算で耐震等級3の設計を行ってくれる
  • 長期優良住宅制度を利用をサポートしてくれる
  • 土地探しや資金計画をサポートしてくれる

福山市で家づくりにお困りの方へ

この記事は福山市の家づくりを解説する「福山市で注文住宅を建てる方へ!住宅会社選びのポイント解説」の一連記事です。

福山市の家づくりで、土地探しや住宅会社選びに悩んでいる方は、ぜひこちらも合わせてご確認ください。

参考文献・出典

※5 一般社団法人耐震100%実行委員会「新耐震基準とは

※6 国土交通省「長期優良住宅のページ

※7 福山市公式サイト「福山市立地適正化計画概要版

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