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400万円の外構を300万円にする方法とは?外構費用を抑えるコツ(広島県福山市版)

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神辺土地フェスタ 2024秋

in かんなべ市民交流センター

11.16(土)/17(日)

※イベントの事前予約は10月下旬より受付開始を予定しています。

ブログ記事が動画になりました!

(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)

  • 外構費用を抑える方法とは?
  • どこを削れば外構費用が下がるの?
  • 外構費用を抑えてもおしゃれな庭は作れるの?

マイホームを建てるときに、住宅本体の1~2割と言われる外構費用の見積もりを目の当たりにして、驚く人も多いですよね。

「せめてあと100万円下がらないか?」と考える人もいるでしょう。

やりたいことを諦めれば、外構費用を下げることは可能ですが、それではおしゃれな庭を作りたいという願いを叶えることはできません。

この記事では、外構費用を抑えながらも、目隠しフェンスやテラスデッキのあるおしゃれな庭を作る方法を紹介します。

外構工事でどの部分の費用を削るのがいいのか、自分に合った計画で、ムダのない外構プランを立てていきましょう。

目次

外構費用を抑えたおしゃれな庭づくりとは?

素材の質を落としたりデザインを妥協したりなど、見積もりの金額から費用を下げるのは、そんなに難しいことではありません。

ですが、しっかりと計画もせずに費用を下げることだけを優先すると、不満が残る可能性が高くなるので注意が必要ですよ。

たとえば本物のタイルを使うのと、スタンプコンクリートでタイル柄を作るのでは、少し雰囲気が違ってきます。

外構費用を抑えつつ、理想の庭づくりをするのなら、本当に必要なものだけ設置することを考えてみましょう。

住み始めてから後悔しないように、外構費用を抑えるポイントとおしゃれに魅せるポイントのバランスを取ることが大切です。

外構費用の相場についてこちらの記事にまとめているので、プランを見直す前にぜひ確認してください。

【目標-100万円】400万円を超える外構費用を見直してみよう!

  • 土地54坪(180㎡)/建物1階18坪
  • 東側道路
  • 南・西・北側は隣地

上記の条件で外構費用をシミュレーションすると、400万円を超える金額になりました。

もう少し費用が抑えられたら、資金に余裕が生まれ家づくりにもゆとりが出ますよね。

ここでは、100万円を減らすことを目標に、外構費用を見直して表にまとめてみました。

工事場所見積もり見直し後
カーポート・臨時駐車場105万円75万円
境界ブロック60万円55万円
フェンス95万円40万円
アプローチステップ20万円20万円
ポスト・宅配ボックス20万円8万円
テラスデッキ25万円25万円
エクステリア照明20万円17万円
植栽(植物)25万円12万円
バラス他15万円18万円
残土処理他20万円20万円
合計405万円290万円

(※)金額は税抜き

シミュレーションと見直し後の差額合計はー115万円と、外構費用を抑えることができました。

ただし、この金額はあくまでも目安です。

各工事は相場価格から算出し、人件費や地域・工事期間によって変動することがあるので注意してください。

それではどんなふうに減らしたのか、次の項目で詳しく紹介するので見ていきましょう。

下げるポイント①カーポート・臨時駐車場

金額▼

見積もり見直し後
カーポート60万円60万円
カーポート下コンクリート25万円12.5万円
臨時駐車場コンクリート15万円0円
型枠スリット5万円2.5万円
合計105万円75万円

数量・仕様▼

見積もり見直し後
カーポート2台分
カーポート下コンクリート2台分1台分
臨時駐車場コンクリート1台分設置なし
型枠スリット必要数半量

駐車場関連の費用は上記の部分を削って、105万だった見積もりを、75万円まで下げました。

駐車場だけで、30万円のコストダウンができましたね。

駐車場の外構費用を抑えるポイントは、コンクリートの部分を減らすことです。

見直し後では、単純計算でコンクリート代と型枠スリット代を半額としました。

コンクリートの相場は、1㎡当たり1万円~1.5万円なので、面積が減るほど費用も減らせます。

たとえばカーポートは、下記のように、タイヤの下だけコンクリートにすると半分の量で済みますね。

臨時駐車場もコンクリートで考えている場合、バラス(砂利)に変えると費用が削減できます。

ただし車が載ると破れるため、バラスの下に防草シートを敷けず、草取りの手間がかかるのがデメリットです。

草取りが面倒ならコンクリートを、費用を抑えたいならバラスをと、自分に合ったものを選びましょう。

下げるポイント②境界ブロック

金額▼

見積もり見直し後
コンクリートブロック25万円20万円
コンクリートブロック基礎35万円35万円
合計60万円55万円

数量・仕様▼

見積もり見直し後
コンクリートブロック42mを3段積み42mを2段積み
コンクリートブロック基礎42m分

境界ブロックの費用はブロックの段数を減らして、60万円だった見積もりを、55万円に見直しました。

境界ブロックの費用を下げるポイントは、必要ない箇所の高さを低くすることです。

境界ブロックは、高さを減らせば費用を減らすことができます。

シュミレーションの敷地では、南側の目隠しが必要な部分の段数はそのままに、隣地との境界が目的の西・北側は、段数を減らすことにしました。

3段積みのところを2段積みへ変更し、目安でー5万円としています。

「境界ブロックをやめたらもっと費用は減るのに」と、考える人もいますよね。

ですが、大切なのはブロックの高さではなく、境界が分かるようにしておくことです。

境界ブロックは隣地境界を明確にし隣人トラブルを防ぐために、設置することをおすすめします。

隣地境界ブロックについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

下げるポイント③フェンス

金額▼

見積もり見直し後
境界フェンス25万円0円
目隠しフェンス70万円40万円
合計95万円40万円

数量・仕様▼

見積もり見直し後
境界フェンス60cm・アルミ設置なし
目隠しフェンス1m90cm・ブロック+アルミ1m90cm・ブロック+木製

フェンスは境界フェンスをなくすことと、素材の変更で、95万円だった見積もりを40万円まで下げました。

ここでは費用を抑えることを重視して、敷地の西・北側の境界フェンスを省いています。

意見がわかれるところですが、隣地境界が分かってさえいれば、境界フェンスがなくても問題はないと考えたからです。

南側の目隠しフェンスは高さは変えずにフェンスの素材をアルミ製から木製にすると、70万円かかっていたところが、40万円で設置できます。

ただし、木製フェンスは劣化しやすいので、あとあとのメンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。

シミュレーションで55万円もコストダウンできているように、フェンスは費用を考えたときに見直すべきポイントですよ。

外構のフェンスについては、こちらの記事に費用を抑えるポイントなどをまとめているので、ぜひご覧ください。

下げるポイント④ポスト・宅配ボックス

金額▼

見積もり見直し後
ポスト10万円8万円
宅配ボックス10万円0万円
合計20万円8万円

数量・仕様▼

見積もり見直し後
ポストスタンドポスト壁付けポスト
宅配ボックス1個設置なし

ポストのタイプを変更することと、宅配ボックスをなくすことで、20万円だった見積もりを8万円まで下げています。

上記のシミュレーションでポストはおしゃれでアプローチの演出ができる、スタンドポストを考えていました。

ですがスタンドポストは、比較的金額が高いのでやめて、8万円前後で設置できる壁付けポストに変えています。

下記のように、玄関先に似合うデザインのポストを選べば、おしゃれに魅せられますよ。

宅配ボックスはあると便利ですが後からでも付けられるので、暮らしてみて「必要だな」と感じたら購入しましょう。

今すぐ必要な設備にしぼっていくと、初期にかかる外構費用は下げられますよ。

下げるポイント⑤エクステリア照明・植栽(植物)

金額▼

見積もり見直し後
エクステリア照明20万円17万円
植栽(植物)25万円12万円
合計45万円29万円

数量・仕様▼

見積もり見直し後
エクステリア照明4灯3灯
植栽(植物)高木・中木・低木・下草高木

エクステリア照明は20万円だった見積もりを17万円へ、植栽は25万円だった見積もりを12万円へ下げられました。

エクステリア照明・植栽の費用を抑えるポイントは、業者さんと自分たちでやる部分を見極めることです。

シミュレーションで照明は、庭の雰囲気が変わらないように、1灯だけ減らしています。

植栽については、背の高い高木は専門業者でないと設置が難しいので、そのままにしました。

一方で、中・低木は自分で購入して後で植えられるので、見積もりからカットしています。

庭をおしゃれに保ちつつ、自分たちでできる部分を見つけておくと、外構費用を抑えられますよ。

外構をおしゃれに魅せて費用を抑える3つのコツ

外構費用を抑えようとすると諦めることが多くなります。

そのため外観に影響する部分を妥協すると、家の見映えが悪くなる可能性が高いです。

ですが、外構をおしゃれに魅せながらも費用を抑えることもできるので、ここからは3つのコツを紹介していきます。

コツ①外構の見た目と費用のバランスを重視する

外構費用が下がることばかり気にしていると、デザイン的にあった方が良いものまで無にしてしまうことがあります。

見た目のバランスが崩れてしまいダサい家に見えてしまいますよ。

なので、外観の印象を変えずに費用を抑えることが大事です。

たとえば、カーポートは外構のなかでも費用負担が多いため、設置をやめれば大幅な費用削減が見込めます。

ですが、外構のデザイン性が落ちるので付けた方がおしゃれです。

同じように、アプローチも変更してしまうと家の見映えが悪くなります。

外構費用が下がることを重視せずに、敷地の全体的なバランスを大切にしながら費用の折り合いをつけることが、おしゃれに魅せるコツです。

コツ②DIYを上手に取り入れる

DIYも外構費用を抑える方法のひとつです。

先程紹介した削減方法にもあるように、植栽の中・低木を自分で植えることもDIYになります。

外構費用削減プランでは職人が作るタイルデッキは変更せずに設置していますが、ウッドデッキにすると自分でも作れるので費用が抑えられますよ。

DIYが苦手というなら、ネットなどで買った樹脂製のデッキを並べるのもおすすめです。

DIYのノウハウはネット上にもいろいろとアップされているので、探してみたら「これならできそう」というものがみつかる期待が持てます。

コツ③今すぐ必要かをしっかり考える

「設置の必要性」をしっかり考えて今すぐ必要でないものを省くのが、外構をおしゃれに魅せて費用を抑えるコツです。

外構プランを見直すと「すぐには使わない」「つける意味がない」と、感じる部分が出てきます。

先程の削減方法の宅配ボックスや境界フェンスがそれに当たり、設置しないことで費用を削減しました。

ただし、費用を削り過ぎて外構費用が100万円~150万円になってしまうと、最低限の工事しかできず、おしゃれな庭づくりにはムリがあります。

外構は土地が広いほど費用がかかり、土地の広さや外構の理想も人それぞれです。

予算取りの段階で、返済・完済計画や住宅ローンの金額をしっかり計画することが、家づくりの成功につながるカギになります。

注文住宅の資金計画については、こちらの記事に詳しくまとめてありますので、ぜひご覧ください。

外構費用を抑えるときの注意点

外構費用を抑えた影響で、反対に増えてしまう費用があることを、理解しておきましょう。

たとえば外構費用比較表の中で、バラスだけ金額がプラスになっています。

コンクリートを減らしバラスに変えた分、バラスの量が増えたからです。

費用を下げたつもりでもトータルがかわらないケースがあるのは、コンクリートやバラスに限った話ではありません。

仮に設置費用が高い目隠しフェンスをやめて、植栽を目隠しに使うことで費用を下げるなら、目隠しフェンスの費用はいらなくなりますが、植栽の費用は増えますよ。

減らしたものを補うために、他の費用がかかる可能性も考えておくことが大事です。

外構費用も含めて新築注文ブランド「418BASE」へご相談ください

418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。

備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。

まとめ

この記事では、外構費用を抑えながらおしゃれに魅せる方法を紹介しました。

最後に簡単にまとめます。

  • 外構費用を抑えたおしゃれな庭づくりをすると後悔しない
  • 設置する物や量を減らす・素材を変えることで外構費用は抑えられる
  • デザイン性と費用のバランスを考えるのが外構費用を抑えておしゃれに魅せるコツ
  • 外構はDIYをしたり、すぐに必要なものだけを設置することも費用を抑えるコツになる
  • 外構費用は、減らしたものを補うために増えてしまう費用もある

見積りを見直し本当に必要なものを見極めれば、おしゃれな庭づくりを諦めることなく外構費用が抑えられます。

ご自分の希望を大切にしながら、家づくりに取り組んでください。

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