【広島県福山市版】平屋の間取りを大公開(20坪・25坪・30坪)平屋でもガレージハウスが叶う?!
- 平屋を建てるなら、何坪くらいの土地が必要?
- 福山市で平屋を建てるときの注意点を教えて!
- 平屋でもガレージや坪庭って作れるの?
この記事では、福山市で平屋を建てたいと考えているあなたに役立つ、平屋の間取りを公開しています。
さらに、あなたの夢を叶える間取りの設計や、福山市の気候を考慮した工夫についても紹介しています。
ぜひ記事をお読みいただき、福山市の暮らしを楽しめる快適な平屋づくりにお役立てくださいね。
【実例集】福山市で平屋を建てる際の間取り5選
まずは、実際に当社418BASEが手がけた平屋の間取りなどをご覧ください。
ここで紹介する間取りは、施主様の希望を叶えた平屋2邸と、建坪に応じて設計したモデルケース3邸です。
リアルな間取りを見れば、あなたの理想とする平屋のイメージがつかめ、より具体的な要望や理想が形になってきます。
それでは、それぞれ詳しく解説していきますね。
こちらの記事では平屋を新築するときの注意点を解説しているので、福山市で平屋をお考えの方はぜひご覧ください。
実例①ガレージ付き平屋(府中市桜が丘)
最初に紹介するのが、ビルトインガレージがついた32坪の平屋です。
こちらは弊社418BASEが施工した実例で、2025年1月に完成見学会が予定されています。
ビルトインガレージがある分、ややコンパクトなつくりの平屋にはなりますが、1人~2人なら十分な広さです。
約30坪のこの間取りでは、趣味の車が楽しめるのはもちろん、ひとりの時間や夫婦の時間を過ごせるテラスデッキがあります。
ぜひ完成見学会へお越しいただき、ガレージつき平屋の良さを体感してみてください。
完成見学会の詳細は、こちらの弊社ホームページに公開しております。
完成見学会でお会いできるのを、楽しみにお待ちしております。
- 場所:福山市駅家町
- 公開期間:2025年春
- 土地面積:65坪(215㎡)
- 建物面積:32坪(105㎡)
- 間取り:1LDK+ガレージ
- 空調:全館空調
- 太陽光発電:搭載あり
- 工法:木造平屋SW工法
実例②平屋3LDK・坪庭のある平屋(福山市駅家町)
次に紹介するのが、夫婦+子ども2人が、ゆっくりと暮らせる平屋です。
こちらはオーナー様のご厚意で、2024年11月に完成見学会を行う予定となっています。
間取りは子ども部屋2部屋と主寝室がある3LDKと、4人家族が気を遣いすぎることなく過ごせる広さです。
こちらの平屋のリビングは、「坪庭の自然を楽しめるリビング」「庭で遊ぶ子どもを見守れるリビング」となっており、オーナー様の想いを叶えていますよ。
坪庭や家族がゆったり暮らせる平屋が気になる方は、ぜひ完成見学会へお越しください。
完成見学会の詳細は、こちらの弊社ホームページに公開しております。
リアルな暮らしが体験できる完成見学会で、皆さまをお待ちしております。
- 場所:福山市駅家町
- 公開期間:2024年冬
- 土地面積:70坪(234㎡)
- 建物面積:34坪(112㎡)
- 間取り:3LDK
- 空調:全館空調
- 太陽光発電:搭載あり
- 工法:木造2階建てSW工法
例③福山市に建てる平屋20坪
次に紹介するのは、延べ床面積20坪で建てられる平屋の間取りの例です。
家族2~3人が快適に暮らせる2LDKの間取りに最適なのが、20坪の平屋ですよ。
この間取りなら、LDKを約15帖確保できるので、2~3人掛けのリビングソファや4人用のダイニングテーブルの配置もできます。
コンパクトながら、ゆったりとした暮らしが叶いますね。
居室は約6帖前後の2部屋を設けることができるため、1つを主寝室として、もう1つを子ども部屋として使うことができます。
子どもが巣立ったあとは、これらの部屋を夫婦それぞれの個室として利用するのもいいでしょう。
福山市でこのような20坪の平屋を建築する場合、建ぺい率を60%と仮定して考えると約34坪(110㎡)の敷地があれば建てられます。(※)
ただし、土地選びには十分な注意が必要です。
仮に34坪の土地に20坪の平屋を建てたとしても、周辺に高い建物が多い地域や交通量が多いエリアでは、日当たり、風通し、プライバシーの問題が生じやすくなります。
さらに、しっかり外構も考えたいとなると、より広い土地が必要です。
土地選びの段階で、間取りや外構をある程度決めておくと安心ですね。
(※)20坪÷60%×100=33.333・・・
例④福山市に建てる平屋25坪
こちらは、延べ床面積25坪で建てられる平屋の間取りの例です。
25坪の広さがあれば、家族3〜4人がゆったりと暮らせる3LDKの間取りを設計できます。
賃貸よりも、ちょっとゆとりのある暮らしが平屋で叶うでしょう。
上記の間取りのLDKの広さは約18〜20帖で、アイランドキッチン・ダイニングテーブル・リビングを並べたレイアウトにも対応可能です。
また、約6帖の居室を3つ確保できるため、夫婦それぞれの個室と子ども部屋として使用できます。
子どもが巣立ったあとは、子ども部屋をゲストルームや和室に変更するなど、老後も自分たちの生活スタイルに合った快適な暮らしを楽しめます。
福山市で建てる25坪の平屋は、建ぺい率60%を基準とすると約42坪(140㎡)の敷地が必要です。(※)
(※)25坪÷60%×100=41.666・・・
例⑤福山市に建てる平屋30坪
最後に紹介するのは、延べ床面積30坪の平屋の間取りの例です。
30坪の平屋は、家族3〜4人がゆったりと過ごせるスペースが確保できるので、お互いにストレスのない暮らしが叶いますよ。
LDKも20〜22帖と広く取れるので、大きめのソファや6人掛けのダイニングテーブルも余裕をもって配置できます。
また、約7〜8帖と広めの居室を3つ設けられるので、子どもたちそれぞれに十分な広さの個室を用意してあげられます。
このように快適な暮らしが叶うことから、理想の平屋と言うと、30坪〜を想定しているケースが多いですよね。
最初に紹介した弊社418BASEの実例の平屋も、32坪と34坪でした。
人気の30坪〜の平屋について、もう少し詳しく解説しますね。
30坪~平屋の間取りの注意点
家の中央部分の日当たりや風通しに問題が生じやすくなることが、30坪以上の建坪の平屋で注意すべき点です。
平屋はひとつのフロアで空間が完結するため、風通し、つまり風の通り道の確保が課題となります。
建坪が大きければ大きいほど、部屋数が多くなったり、廊下が長くなったりするため、風が滞りやすくなってしまうのです。
また窓をつける位置が決められてしまうケースもあり、30坪〜の平屋では風通しや採光は考えるべきポイントですよ。
採光や換気の計画を住宅会社と相談しながらしっかりと立てましょう。
30坪~平屋の土地の注意点
福山市で建ぺい率60%の土地に30坪の平屋を建てる場合、約50坪(165㎡)の敷地が必要になります。(※)
一般的な分譲地は50坪前後の広さがあるため、30坪の平屋でも建築許可は取得しやすいでしょう。
しかし、北向きの道路に面し、南側に2階建ての建物がある敷地では、平屋の建築が難しい場合があります。
たとえば、駐車場の確保や段差解消のために建物を道路から後退させると、南側の建物の影響で日当たりが悪くなる可能性があるからです。
土地を購入してから後悔しないためにも、福山市の工務店やハウスメーカーと相談しながら、平屋と相性の良い土地を探すことをおすすめします。
(※)30坪÷60%×100=50
福山市で平屋を建てる際の間取りの4つのポイント
ここでは、福山市の気候や風土を考慮した平屋の間取りのポイントを4つ紹介します。
この4つのポイントを意識することで、災害に強く、どの季節でも快適に過ごせる平屋を建てることができますよ。
福山市での安全で快適な家づくりのために、具体的な注意点を詳しく見ていきましょう。
ポイント① 冬の陸風を取り込まない対策
福山市で平屋を建てる際は、冬の冷たい風を防ぐ計画をしましょう。
福山市は冬になると、北北東の方角から冷たい陸風が吹き込みます。
いわゆる「木枯らし」と呼ばれるもので、10月から12月の福山市では毎日のように冷たい風が吹き抜けていきますよ。
この木枯らしの対策として、北側の開口部を小さくすることや、北側に居室を配置せずクローゼットやパントリーなどを設ける、というのもひとつの手段です。
しかし採光の関係で、大きな窓が必要なリビングが東や南に配置するため、どうしても北側に玄関や水回りがくる間取りも多いですよね。
北側に玄関がある場合、出入りのたびに冷気が家の中に入ってしまい、トイレや水回りまで冷え切ってしまうおそれがあります。
このようなときは、玄関前に風よけの門柱や庭木を設けたり、玄関ポーチに風除室を作るなどの工夫が必要です。
ポイント② 河川の氾濫に備えた水害を対策
水害への備えも、福山市では重要です。
福山市の市街地エリアのほとんどが芦田川の氾濫想定区域に指定されているため、いつ浸水するかわからないというリスクと隣り合わせの状況です。
平屋の場合、すべての空間が1階にあるため、水害対策をしっかりと考えましょう。
平屋でもできる具体的な対策として、下記などの方法があります。
- 間取りの工夫
- コンセントを高い位置に設置する
- エアコンの室外機を地面に直置きしない
- GL(グランドレベル)を高く設定する
- 高い基礎を作る
特にGLや基礎の対策が有効ですが、敷地内に高低差ができたり耐震性に影響を与える可能性があるため、住宅会社と相談しながら慎重に進めることが大事ですよ。
GL(グランドレベル)については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ポイント③地震や台風などの自然災害に対する対策
福山市は自然災害の多い地域ではありませんが、南海トラフ地震など、将来的に予想されている災害に対しては、しっかりと対策を講じる必要があります。
地震や台風に備えた間取りの計画には、以下のようなものが考えられます。
- 耐力壁や壁量を増やし、地震や風での揺れに強い躯体を作る(大空間を作りすぎない)
- パントリーや収納を増やし、生活必需品の貯蔵スペースを確保する
- 建具を減らし、避難経路を確保しやすい間取りにする
平屋は重心が低く、地震や台風に強い家づくりに適している構造です。
平屋の安定性に加えてこれらの間取りの対策をおこなえば、より災害時の安全性を高めることができるでしょう。
福山市の災害危険区域の解説は、こちらの記事でご覧ください。
ポイント④軒下空間をしっかりと確保できる工夫をする
福山市で平屋を建てる際は、軒下空間の使い方と家全体の断熱性能を高めることを意識しましょう。
軒を深く出したおしゃれなデザインは、家全体のデザイン性を高めるだけでなく、開放的な軒下の空間も確保できます。
福山市は瀬戸内気候に属しており、年間の日照時間が2065時間と全国的に見ても日差しに恵まれた地域です。
夏の強い日差しをカットしてくれる深い軒下は、おしゃれなだけでなく室内への直射日光をさえぎるという実用性も兼ね備えているので、福山市の平屋住宅にはぴったりのデザインですね。
また、深い軒下はプールやバーベキュー、アウトドアリビングなど、毎日の暮らしをより楽しくするアイデアにあふれています。
軒下空間とリビングダイニングをつなぎ、広々とした平屋の間取りを計画しているなら、熱を家に入れない対策も必要ですよ。
住宅会社と相談しながら、デザイン性、実用性、娯楽性を兼ね備えた軒下空間を考えてみましょう。
理想の平屋暮らしを叶えるならベストな広さの土地を購入すべし!
たとえば、30坪の平屋を建てたい場合、敷地面積は60坪が理想的な広さです。
敷地面積に対する建築面積の割合は法律で制限されており、建ぺい率60%の地域ならば50坪の土地に対して最大30坪の建築面積が許可されます。(※)
しかし、建物に30坪を使ってしまうと残りの20坪で駐車場、アプローチ、庭といった外構を整えなければなりません。
さらに室外機やエコキュートの配置、隣地との境界確保なども考慮すると、建築面積+30坪は確保したいところです。
なので「30坪の平屋を建てるなら、60坪の土地が必要」とお伝えしました。
建ぺい率を最大限に活用するのではなく、ゆとりのある土地を選ぶことで、居住空間と外構が一体化した快適な暮らしを実現できます。
(※)50坪×60%=30坪
平屋のメリットとデメリットについて詳しく解説したこちらの記事もあわせてご覧くださいね。
福山市の新築注文ブランド「418BASE」のモデルハウスにぜひお越しください!
418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。
これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。
418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。
備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。
まとめ
広島県福山市で建てる平屋の間取りについて、実例を交えながら解説しました。
最後にこの記事をまとめます。
- 間取りが自由にできる平屋は自分の要望が叶えやすい
- 福山市の気候や風土に配慮した設計で、快適な家づくりが実現できる
- 30坪の平屋なら60坪の敷地がベストサイズ
平屋の間取りや設計の工夫は、家づくりのプロである住宅会社と相談すると安心ですよ。
土地選びの段階から平屋の完成までを考えて、サポートしてくれる住宅会社もあるので、ぜひ検討してみてください。
あなたの理想を叶える平屋づくりを成功させましょう。