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屋根の形は土地選びで決まる?!プロが選ぶおしゃれな屋根の形5選(広島県福山市版)

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神辺土地フェスタ 2024秋

in かんなべ市民交流センター

11.16(土)/17(日)

※イベントの事前予約は10月下旬より受付開始を予定しています。

ブログ記事が動画になりました!

(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)

  • 土地が決まっていると屋根を選べないって本当?
  • いちばんコスパがいい屋根はどれ?
  • おしゃれな家にピッタリの屋根が知りたい!

普段は何気ない街並みの一部として見過ごしている屋根ですが、いざ自分で家を建てようとしたときに難しいのが屋根の選び方です。

デザイン、機能性、コストなどを考えると、どの形の屋根が良いか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では屋根の形について、家づくりのプロが詳しく解説します。

屋根の形を選ぶときにポイントになる、土地選びについても解説していますよ。

屋根の形と土地の関係性がわかれば、失敗を防げるので、あなたやご家族が満足するおしゃれな家づくりができるでしょう。

この記事を参考にしていただき、ぜひ家づくりに向けての最初の一歩を踏み出してみてください。

目次

雨風をしのぐだけじゃない!家の印象をきめる屋根の重要な役割とは?

屋根の大きな役割は、雨や風、日光から家を守り私たちの生活を快適にしてくれる、ということです。

しかし、それ以外にも、屋根は「家の印象を決める」という重要な役割を担っています

人に例えるなら、屋根は髪型の部分にあたるので、バランスが悪いと違和感が大きく出たり不格好な見た目になってしまうため注意が必要です。

洋服やメイクがばっちりでも、髪型が整っていないと、途端にダサく見えてしまうのと一緒ですね。

窓の位置や外壁のアクセントと同じくらいに屋根の形にもこだわることで、垢ぬけた印象のおしゃれな家にできます。

【まとめ表】住宅のプロが厳選!おしゃれな屋根の形5選

屋根の種類はたくさんありますが、おすすめなのがこの5種類です。

それぞれの特徴を紹介します。

寄棟・四方に屋根が流れている形
・重厚感があり和風洋風どちらにも合う
入母屋・上半分が切妻、下半分が寄棟の形
・伝統的な和風建築に用いられることが多い
陸屋根・四角い箱のような外観になる
・シンプルなのに個性的で、普通の住宅とは一線を画す
切妻・屋根の妻側と桁側で家の表情が変わる
・絵本から抜け出したような印象的な家が作れる
片流れ・一枚屋根で、片方にだけ流れている
・吹き抜けや採光に優れ、最近の住宅に多い

デザイン性や耐久性についても、簡単にみてみましょう。

寄棟入母屋陸屋根切妻片流れ
デザイン性
耐久性〇※
メンテナンス性
コスト
太陽光設置

(※)雨仕舞注意

5種類の屋根について、さらに詳しく紹介していきます。

オールマイティな寄棟(よせむね)

四方に屋根が流れるデザインの寄棟は、どの方向から見ても屋根が見えるため、家の顔が作りやすくなっています。

寄棟は軒を深くしておくと重厚感のある外観となるだけでなく、外壁や室内への雨、日差しの影響を和らげることができます。

寄棟の屋根のコストは下記などの理由から、他の形と比べてやや高めです。

  • 四方につける雨どいをつける必要がある
  • 屋根の谷部分に溜まる枯葉の除去が必要

ただし壁の傷みを軽減できるとお伝えしたように、他の屋根の形より、壁の修復や洗浄などのメンテナンスコストは抑えられますよ。

寄棟は家の顔をつくりやすく、和風の家、洋風の家のどちらにも合う、デザイン性の高い屋根の形です。

風格のある入母屋(いりもや)

「日本家屋といえば入母屋(いりもや)」のイメージがありますよね。

入母屋は、和風建築の贅沢感を味わえる屋根です。

入母屋は近年の住宅において用いられるケースは少なく、施工技術も求められるため、入母屋形状の屋根を積極的に用いる住宅会社は多くありません。

選べないわけではありませんが、そもそも入母屋を作る技術があるのか、施工の追加費用などをしっかりと確認しましょう。

コスト面でいうと、複雑な構造と屋根の面積から、工事費用やメンテナンスコストが高くなります。

さらに、入母屋は太陽光発電をのせるには不向きで、不可能ではありませんが、技術がいるためそれなりにコストがかかります。

難しいデザインではありますが、伝統的なデザインに芸術的な魅力を感じる人や、和モダンの住宅を考えている人には、屋根候補のひとつになるでしょう。

屋上テラスも作れる陸屋根(りくやね・ろくやね)

和の贅沢が入母屋ならば、洋の贅沢は陸屋根(りくやね・ろくやね)です。

RC構造や鉄筋コンクリート造の家に多い屋根で、屋根部分がプールのようになっています。

雨水が貯まりやすい屋根の形なので、雨水の排水と防水、雨漏りのリスク対策をしっかりとしておく必要がありますよ。

陸屋根は屋根の全面にパネルが設置できるので、発電効率が期待できます。

ただし、他の屋根とは違いパネルを屋根に固定できないため、風に飛ばされないよう対策が必要です。

陸屋根は、防水工事や太陽光を設置するコスト、排水ダクトや屋根のひび割れなどのメンテナンスコストが他の屋根よりもやや高めになります。

「シンプルでおしゃれな家を建てたい」「ありきたりなデザインはいやだ」と陸屋根を選ぶなら、手間やランニングコストを理解した上でしっかりと対策することが大事ですね。

三角屋根がかわいい切妻(きりつま)

切妻(きりつま)は三角屋根に見える方を妻側、屋根の梁部分が横に長く見える方を桁側といいます。

下記などのさまざまな要素で、家の印象を変えられるのが切妻の特徴です。

  • 軒の深さ
  • 屋根の傾斜
  • 外壁の色
  • 屋根の角度
  • 妻側と桁側どちら側を正面とするか

切妻を検討している方は、どこを家の顔にして、どのような印象に仕上げたいのかを考慮して土地選びをする必要がありますよ。

切妻の形を見てもらうとわかるのですが、他の形と比べて、やや屋根の面積が小さく、壁の面積が広くなっています。

壁の面積が広い分、風雨や日光にさらされてしまい外壁の劣化が進みやすく、再塗装などのメンテナンスサイクルが他の屋根に比べて早くなる可能性があることを覚えておきましょう。

ただし、屋根と壁の価格に、それほど大きな差はありません。

たとえば切妻は寄棟よりも、屋根が狭いので「屋根のコスト」は低めかもしれませんが、「壁のメンテナンスコスト」は寄棟よりも高めになるでしょう。

逆もしかりですね。

ランニングコストを考える必要がありますが、切妻はカジュアルやスタイリッシュなど、自分の好みの雰囲気を演出しやすい屋根の形です。

モダンな印象を作る片流れ(かたながれ)

片流れ(かたながれ)は一枚屋根が横に鋭く流れているデザインです。

スタイリッシュであると同時に、枯葉やごみが溜まりにくくメンテナンス性にも優れていることから人気がありますよ。

しかし、施工が甘いと雨漏りの原因となってしまいます。

丁寧な仕事をする、片流れを多く手掛けているなど、実績がある住宅会社に依頼するのがトラブルを避けるポイントです。

片流れの場合、雨樋がひとつで済むので、屋根のコストは抑えられるでしょう。

一方で、他の屋根の形と比べて、壁の面積は広めです。

壁を塗りでデザインするコストや、壁のメンテナンスコストなどがかかるので、一概に安い屋根とはいえないので注意しましょう。

また、壁が一番高い面を顔にするとのっぺりとした印象になり、スタイリッシュに見えません。

片流れをおしゃれに魅せるには、屋根側もしくは三角の壁面を家の顔にする、屋根の勾配を緩やかにして高さを抑えるなどの工夫が必要です。

【注意】土地選びで屋根の形が決まるのはなぜ?屋根と土地選びで気をつけるべきこと

土地選びで屋根の形が決まる理由は、おしゃれに魅せられる「家の顔」が、ある程度、屋根によって決まっているからです。

さらに地域によって気候や建築条件が違うため、気に入った屋根のデザインでは建てられない場合もありますよ。

土地選びで失敗しないためには、自分の理想を叶えてくれる住宅会社を選び、一緒に土地探しをするとよいでしょう。

建物のデザインと相性の良い土地選びはもちろん、土地にある建築条件や整備費用も考慮しながら納得のいく土地探しができます。

では、屋根の形や気候の違いで気をつけたい土地選びのポイントをみていきましょう。

こちらの記事では、土地購入の流れを紹介しているので、ぜひご覧ください。

寄棟を選ぶとき

屋根が四方に流れる寄棟は、どの面でも家の顔を作りやすくなっています。

好みの問題はありますが、「東側が道路に面している土地を選んでしまったから、家がダサくなる」「北側道路だから家の顔がイマイチ」などのリスクは抑えられるでしょう。

ただし、太陽光を設置することも考えると、土地探しの時点から注意しておくべきポイントがありますよ。

寄棟に大容量の太陽光発電を載せる場合、南側の屋根に載せるのが一般的です。

寄棟は東西南北と、太陽光をのせる面は多いですが、面の大きさや初期導入費の回収や日当たりを考えると「南側」が一番良い位置だからです。

両面(北側・南側)に太陽光をのせることもできますが、北側パネルの発電効率が低くなる可能性が高いので、あまりおすすめはできません。

寄棟を選ぶときは、家の顔と太陽光発電をのせる位置、道路の位置を考えて土地選びをしましょう。

入母屋・陸屋根を選ぶとき

入母屋や、屋根の流れがない陸屋根も、どの面でも顔の顔を作れます。

土地に対する道路の方角を気にする必要はありません。

ただし、何度もお伝えしているように、どの部分を顔としたいかは人によって好みが分かれます。

土地探しをする前に、どの屋根の形で、どこを家の顔とするかを決めておくと思い通りの家がつくりやすいでしょう。

切妻を選ぶとき

屋根の紹介でもお伝えしましたが、切妻は妻側の三角部分を見せる場合と桁側の屋根部分を見せる場合で印象が違います。

どちらを家の顔にしたいかを考えながら、土地の形や方角を選ぶことが大切ですよ。

また太陽光発電を載せる場合、切妻は二方向にしか屋根が流れていないので、土地によって載せられる方角が決まっています。

発電効率を上げるためには、屋根を南北方向に流すのがおすすめです。

切妻を選びたいなら、太陽光を設置する方向も考えながら、見せたい顔を道路側にした土地を探す必要がありますよ。

  • 妻側を家の顔にする→東道路・西道路の土地
  • 桁側を家の顔にする→南道路・北道路の土地

屋根と土地をセットで考えることが、切妻で理想の住宅を建てる条件のひとつです。

片流れを選ぶとき

片流れも、家の顔を選べる屋根です。

ですが、片流れの特徴でもお伝えしたように、屋根の一番高い部分を顔にすると全体的にのっぺりとした印象になってしまいます。

屋根の一番高い部分を顔にするときは、屋根の勾配を緩やかにしたり、左右にパラペットを立てたりなど、おしゃれに仕上げる工夫を住宅会社に相談しましょう。

パラペットとは外壁の延長にある立ち上がり壁のことで、屋根の横に立てると陸屋根のような外観になりますよ。

【厳選】おしゃれな外観の家を建てるために知っておくべき建築用語15選 | 注文住宅の家づくりに役立つ用語解説シリーズ

片流れの施工例が多い住宅会社ならさまざまなケースに対応しているので、納得のいく提案が期待できます。

また、片流れは太陽光発電と相性のよい屋根です。

発電効率を考えて片流れを選ぶなら、北から南に屋根を降ろす必要があります。

屋根側を顔にするなら南道路、スタイリッシュなシルエットを見せるなら東か西道路など、方角と屋根の形を考えながら、土地選びをしましょう。

地域や気候条件

台風被害、積雪量など地域によって気候はさまざまです。

雨や雪の多い地域、風の強い地域では、陸屋根と入母屋は雨漏りのリスクが高まります。

さらに土地は用途が決められており、用途に従って建ぺい率や容積率も決まっているため、同じ地域でも土地の用途が違うと同じ家が建てられない場合があります。

立地条件や方角がよい、値段が安いというだけで土地を買ってしまうと、あとから後悔するおそれもあります。

自分だけで土地を探すより、地域に詳しい住宅会社と一緒に建てたい家の条件に合った土地を探すことをおすすめします。

【こだわり別】住宅のプロがおすすめする屋根の形はコレ!

住環境を重視した家とデザインを重視した家では、おすすめの屋根が違います。

もちろん、どちらも叶えることはできますが、初期コストやランニングコストが多くかかる可能性が高いため、あまり現実的ではありませんね。

ここでは性能別、スタイル別におすすめの屋根を紹介します。

あなたがこだわりたい部分と屋根の相性を、こちらで確認してみてください。

こだわり①コスパのいい屋根を選びたい

初期コストだけで考えるなら、切妻や片流れは屋根面積が少ないため、他に比べて安くすみます。

しかし、軒がしっかりある寄棟や入母屋は外壁のダメージが軽減されるため、メンテナンス費も入れて考えると金額の差はあまりないでしょう。

太陽光発電の設置や屋根材によっても金額は変わるため、予算とのバランスを見ながら考えるとよいですね。

こだわり②太陽光発電をつけたい

太陽光発電は南向きにパネルを設置すると効率がよいので、陸屋根、切妻、片流れが適しています。

最近では太陽光パネルと屋根が一体化した商品もあるので、太陽光発電を取り入れたい人は屋根一体型太陽光パネルを扱う住宅会社も検討してみましょう。

太陽光発電についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。

こだわり③デザインや雰囲気で選びたい

せっかくの注文住宅ですから、自分の気に入ったデザインや雰囲気にしたいですよね。

ここでは人気のスタイル別に、おすすめの屋根とおしゃれに仕上げるポイントを表にしています。

和モダン
寄棟
入母屋
・屋根の軒をしっかりと出す
・外壁を塗りにする
・モノトーンなどの落ち着いた色を組み合わせる
エレガント陸屋根・外壁の色や装飾、窓のデザインを作りこむ
・植栽、門扉などの外構にもこだわる
カジュアル切妻・南欧風なら軒を浅くテラコッタ風の屋根材にする
・北欧風なら軒を深めに青や緑など濃い色の屋根材を使う

屋根から選ぶ土地探しなら新築注文ブランド「418BASE」へご相談ください

418BASEは広島県福山市・府中市・三原市・世羅町を中心に、備後地方の家づくりをサポートする会社です。

これまで地域の方々からたくさんのご支持をいただき、創業から50年以上を迎えることができました。

418BASEでは、高気密・高断熱の注文住宅の設計・施工を行っており、最新設備を取り揃えたモデルハウスも公開しています。

備後地方で家づくりを検討されている方は、ぜひ418BASEへご気軽にご相談ください。

まとめ

おしゃれな屋根を5種類紹介しました。

最後にこの記事をまとめます。

  • 屋根の形は家の顔を決める大事な部分
  • 屋根の特徴と向いているイメージや性能を把握し、自分に合った屋根を選ぶ
  • 土地によっては好みの屋根で建てられない恐れがあるため、屋根の形を決め土地を探す
  • 住宅会社と一緒に土地を探すことで、土地に合わせて屋根の形を妥協するリスクを軽減できる

住宅購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。

いつまでも飽きのこないおしゃれな外観と居心地の良い快適な暮らしがずっと続くよう、納得のいく家づくりをしてくださいね。

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11.16(土)/17(日)

※イベントの事前予約は10月下旬より受付開始を予定しています。

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