
【リビングの大開口窓】おしゃれに見せる設計のポイントと後悔しないコツ|掃き出し窓編
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(※ブログ記事の内容を家づくりコンシェルジュが動画で分かりやすく解説しています。ぜひ、こちらの動画でご覧ください)
- リビングの大開口窓をおしゃれに見せるポイントは?
- ワンランク上の大開口窓に仕上げる工夫が知りたい!
- 大開口の窓を取り入れる際に注意すべきことは?
新築のリビングに大開口の窓を取り入れて、開放感のある明るい空間にしたいと考える方は多いでしょう。
しかし、「思ったほどおしゃれにならなかった」「暮らしにくい」と感じるケースもあります。
こうした後悔につながるのは、窓自体だけでなく、窓まわりの設計が十分に考えられていないことが原因のひとつです。
窓まわりの設計を工夫することで、開放感やデザイン性だけでなく、暮らしやすさにも配慮した大開口窓のあるリビングを実現できますよ。
そこで今回は、リビングの大開口窓をおしゃれに見せるポイントや、設置時に知っておきたい注意点を解説します。
大開口窓をおしゃれに取り入れながら、快適で暮らしやすいリビングをつくりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
リビングの大開口窓は見せ方でおしゃれ度が変わる!

リビングの大開口窓は、開放感があり、室内を明るく見せてくれるため、人気の高い選択肢のひとつです。
ですが、ただ大きな窓を取り入れるだけでは、おしゃれな空間にはなりません。
大きな窓があるだけのリビングになるか、窓の存在感を生かした洗練された空間になるかは、窓まわりの見せ方で変わります。
存在感があり、空間のシンボルにもなる大開口窓だからこそ、生活感を押さえる工夫を取り入れることで、リビング全体をより洗練された雰囲気に仕上げてくれますよ。
リビングの大開口窓をおしゃれに見せるには、窓もインテリアのひとつと捉え、見せ方を工夫することが大切です。
リビングの大開口窓をおしゃれに見せる3つのポイント

リビングの大開口窓をおしゃれに見せるには、窓周りをすっきり整え、カーテンや外とのつながりまで工夫することがポイントです。
ここでは、大開口窓をおしゃれに見せる3つのポイントを解説します。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ポイント①フレームやレールを隠してすっきり見せる
リビングの大開口窓をおしゃれに見せるには、フレームやカーテンレールをできるだけ隠し、ガラス面を広く見せることが重要です。
大開口の窓は面積が大きい分、フレームやカーテンレールが目立つと、窓そのものの存在感が強くなり、生活感が出やすくなるからです。

たとえば、床を窓の下枠より高くしたり、天井を下げたりして、窓の上下のフレームを視界から隠すと、視線が外の景色に抜けやすくなり開放感が生まれます。
また、窓の上側のフレームを隠す場合は、カーテンレールも下げた天井の内側に隠すように設置しましょう。

カーテンレールが見えなくなって天井から床までカーテンがきれいに落ちるため、窓まわりをすっきりと見せられます。
フレームやレールを目立たせないことで、大開口窓そのものを美しく見せ、より洗練されたリビング空間に仕上げられます。
ポイント②カーテンで軽やかな印象をつくる
軽やかな印象のカーテンを選ぶことも、大開口の窓をおしゃれに見せるポイントのひとつです。
窓にはレースカーテンと厚手のカーテンの2枚使いが主流ですが、厚手のカーテは窓まわりの存在感が強くなり、リビング全体が重たい印象になりがちです。
窓まわりを軽やかな印象にするならレースカーテンがおすすめですよ。

光を取り込みながら窓まわりを軽やかに見せられるため、大開口窓の開放感を損ないにくくなります。
レースカーテンの透けが気になる場合は、生地の密度が高く透けにくいものや、遮像性の高いものを選んだり、レースカーテンを2枚重ねにしたりするといいでしょう。

レースカーテンがインテリアに合わない場合は、ロールスクリーンやバーチカルブラインド、ふすまなど、リビングの雰囲気に合わせて選ぶのもおすすめです。
大開口窓の開放感を活かすためにも、カーテンは軽やかさを意識して選びましょう。
レースカーテン2枚重ねをおしゃれに見せるポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

ポイント③室内と外をつなげて一体感をつくる
リビングと外を別々に考えるのではなく、素材やデザインをつなげて一体感をつくることも、大開口窓を取り入れる際のポイントです。
室内と外とのつながりを意識することで、窓の先まで空間が続いているように感じられ、より広がりのある空間になります。

たとえば、リビングの床の木目を窓に対して垂直にするなら、窓の外にあるウッドデッキの木目も同じ方向に揃えると、室内から外まで一続きの空間のように感じられますよね。
このとき、木目の向きだけではなく、床とウッドデッキの素材や色味もできるだけ合わせると、室内と外がなじみやすくなります。

また、壁や天井のラインを外までつなげ、室内と軒天の高さを揃えると、室内と外の一体感を高めることができます。
室内と屋外をつなげることで、大開口窓を境界ではなく、空間を広げる要素として活かすことができますよ。
こちらの記事では、室内と外の一体感を高める間取りとしておすすめのコの字間取りについて解説しているので、あわせてご覧ください。
ワンランク上の大開口窓に仕上げる3つの工夫

ここまで解説したポイントを押さえるだけでも、窓まわりをすっきり見せ、大開口窓の開放感を生かした空間をつくることができます。
さらに「せっかく大開口の窓を取り入れるなら、もう一歩こだわりたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、ワンランク上の大開口窓に仕上げるための3つの工夫を解説します。
工夫①夜でも庭を楽しめる照明計画にする
ワンランク上の大開口窓のある空間を目指すなら、日中だけでなく、夜の窓からの見え方まで考えて照明を計画することが大切です。

夜に室内だけを明るくすると、照明の光が窓ガラスに反射して、外の庭や景色が見えにくくなります。

そこで、室内よりも屋外を明るくするように照明を配置することで、窓への反射や映り込みを抑え、夜でも庭の景色を楽しめるようになります。

さらに、映り込みをできるだけ抑えたい場合は、室内の照明にグレアレスタイプ(光源のまぶしさを抑えた照明)を取り入れる方法もありますよ。
昼間だけでなく夜の見え方まで考えて照明を計画することで、大開口の窓を一日を通して楽しめる空間にできます。
おしゃれな外構照明の作り方についてはこちらの記事、室内照明を含めた庭づくりのコツについてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。


工夫②掃き出し窓にこだわらず窓の種類を選ぶ

リビングの大開口窓というと、掃き出し窓をイメージしがちですが、必ずしも掃き出し窓である必要はありません。
リビングから庭やベランダに出る必要がないのであれば、掃き出し窓以外の選択肢を考えてみましょう。

たとえば、FIX窓は開閉機能がないため、窓まわりをシンプルに見せやすく、外の景色をよりきれいに取り込めます。
また、開閉しない窓なので、網戸を設置する必要がなく、景色を邪魔しないのもメリットです。
窓を開けて換気したい場合は、テラスドアなどを組み合わせることで、大きなガラス面を保ちつつ、開放感と使いやすさを両立できるでしょう。
自分たちの暮らし方に合わせて窓の種類を選ぶことで、必要な機能を確保しながら、より景色を活かした大開口窓にすることができます。
工夫③あえて影をつくり光を際立たせる
リビングをより印象的な空間に仕上げるには、光をたくさん取り込むだけでなく、あえて影をつくって光を際立たせることもポイントです。
空間に陰影が生まれることで、明るさが均一になりすぎず、奥行きや落ち着きのある雰囲気を演出できます。

たとえば、窓の上部に垂れ壁を設けると、窓から入る光によって壁に陰影が生まれ、光と影のコントラストを楽しめますね。
また、垂れ壁があることでカーテンレールなどを隠しやすく、空間の雰囲気に合わせて、ふすまやロールスクリーンなどの目隠しを設置しやすくなるメリットもあります。
明るさだけを追求するのではなく、光と影のバランスを考えることで、大開口窓のあるリビングがワンランク上に仕上がりますよ。
大開口窓で後悔しないための3つの注意点

リビングの大開口窓は、見た目の良さだけで取り入れると、暮らし始めてから「思っていたのと違った」と感じやすくなります。
大きな窓を快適に使い続けるためには、デザインだけでなく、断熱性やプライバシー、将来的な使い勝手まで考えて設計する必要があります。
そこでここからは、大開口窓を取り入れる前に確認しておきたい3つの注意点を見ていきましょう。
注意点①大きな窓でも快適に過ごせる断熱性能にする
リビングに大開口窓を設置するなら、大きな窓でも快適な室温を保てるよう、断熱性や日射への対策を考えることが重要です。
大開口窓はガラス面が広い分、冬は室内の熱が逃げやすく、夏は日差しによって室温が上がりやすいため、窓の性能や配置によっては冷暖房が効きにくくなることがあります。
ガラスとガラスの間に空気の層を設けた複層ガラスや、すき間からの空気の漏れが少ない樹脂サッシを選ぶことで、窓の断熱性や気密性を高めることができますよ。
また、窓の向きや軒・屋根のつくり方を工夫すると、夏は日差しを遮り、冬は日光を取り込みやすくなり、季節に応じた温度調整がしやすくなりますよ。
こうした窓の性能や配置は、間取りや住宅全体の性能とも関係するため、設計の早い段階から住宅のプロに相談しながら決めるのがおすすめです。
高気密・高断熱の家づくりについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

注意点②外からの視線が気にならない配置にする
大開口窓の開放感を楽しむには、外からの視線を気にせず過ごせる配置が大切です。
外から室内が見える位置に窓を設けると、プライバシーを守るためにカーテンを閉める時間が増え、せっかくの大開口窓の開放感を十分に楽しめなくなるからです。
とくに人の往来が多い道路や、隣家に面した場所に大開口窓を設置する場合は注意しましょう。

中庭に面した壁に大開口窓を設けたり、植栽で目隠しをしたり、アプローチを設けて道路や隣家との距離を取ったりすることで、外からの視線が気にならなくなりますよ。
窓の大きさだけでなく、外からの見え方まで意識することが、大開口窓で後悔しないためのポイントです。
注意点③窓から見える外構まで含めて計画する
リビングに大開口窓を設けるなら、窓の外に見える庭や外構まで含めて計画することが大切です。
大開口窓はガラス面が大きいため、室内から見える外の景色もリビングの印象を大きく左右するからです。
せっかく開放感のある窓を設けても、窓の正面に室外機や物置などが見えていると、視線が抜けにくく、空間全体の印象を損ねてしまいますよね。
大開口窓を設置する際には、室内からどのような景色が見えるのかを確認しておきましょう。
外構を後から考えるのではなく、建物と合わせて計画することで、完成後に「思っていた景色と違った」と後悔するのを防ぎやすくなりますよ。
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まとめ
この記事は、リビングの大開口窓をおしゃれに見せる設計のポイントや後悔しないコツを解説しました。
最後に大事な要点をまとめます。
- リビングの大開口窓をおしゃれに見せるには窓まわりを整えることが重要
- 窓のフレームやレールを隠して、室内と室外をつなげて一体感を作るのがコツ
- カーテンは軽やかさを意識して、すっきりとした印象をつくる
- 夜の照明計画や陰影を意識すると、ワンランク上のリビング大開口窓がつくれる
- 断熱性能とプライバシーの確保が大開口窓のあるリビングの快適性を高める
おしゃれな大開口窓をつくるためには、窓の大きさだけでなく、フレームやカーテン・照明・外構など窓まわりを含めて設計することが大切です。
大開口窓は一度設置すると後から簡単に変更できない部分も多いため、家づくりの早い段階から希望を住宅会社へ伝え、相談しながら計画していきましょう。
この記事で紹介したポイントを参考に、開放感やデザイン性だけでなく、快適性にも考慮した大開口窓のあるリビングづくりを検討してみてください。







